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保育士5年目の保育実践

完全未経験から資格を取って保育士になってから早くも5年目となりました。

まだまだ勉強途中ですが、津守眞さんの「保育者の地平」の一節の実践のために、心掛けていることを自戒も込めて書いてみたいと思います。

成長とは、大人に具合がいいように変化することを言うのではない。その子自身が、自分から何かをするようになり、自分の人生を自分らしく形成するようになることである

津守眞「保育者の地平」

①声かけ
 ・否定型を使わない

 ×「触ったらダメだよ」
 →「◯◯にバイバイしよう」

 ×室内で「走らないよ」
 →「座って遊ぼう」「何しようか?」
 興味の持てそうな遊びを一緒に探す

 ・脅さない
 ×「○○しないとママ来ないよ」
 →「◯◯したら▲▲できるよ」

②接し方
 ・目があったら笑いかける

 マスクをしている場合は大袈裟に!

 ・とにかく「待つ」
 少し時間がかかっても、先回りせず待つ。

 ・追いかけるのでなく、引き付ける
 集まってほしいとき、室内で走り出して危ない時は、追い掛けるのは逆効果。手遊びや紙芝居、ペープサートなど、あらゆる武器を使って引き付ける。

③食事
 ・好き嫌いを認める。嫌いという気持ちを尊重する。
 保育園の食事は不適切保育の温床。
 子どもにも嫌いな食べ物はある。嫌々食べることに価値はない。

④保護者に対して
 ・後ろめたい思いをさせない

 泣きが強い、食事を食べられない、延長保育や土曜利用が多い、噛みつき等他害行為がある、等々。
 保護者の方は十分悩んで葛藤しながら子どもを預けている
 それ以上悩ませることは言わず、安心して送り出したい。

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