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マインドコントロールのしくみ

ちょっとギョッとするタイトルかもしれませんが情報過多の時代をどう生きるかを考えるうえで大切なんじゃないかと僕は思っています。

脳の特徴


洗脳やマインドコントロールをしようとする人たちは脳のしくみをよく知っているようです。

抗いようのない性質に上手にはめこみます。

では、その脳の特徴とは何なのか?

それは

脳は絶えず情報を欲しがる

という事です

それが洗脳やマインドコントロールと何の関係があるのか?と思うかもしれませんが

人間が進化するにあたり培ってきた機能をうまくハッキングするのが洗脳だと僕は思います。
人間が木の上で天敵に怯えていた時代、人間は周囲に気を配り常に情報を得て生き延びてきました。
その脳の特性を利用する。

マインドコントロールの方法

その方法には大きく分けて2つあると言います。

  1. 全く外の状況が分からない場所に閉じ込めて絶えず刷り込みたい情報を与え続ける。

  2. 情報量を莫大に増やし判断力を低下させる。

1はカルト教団などが考えを変えさせたり、戦争で敵国に捉えられた際その国の思想を植え付ける為に監禁して行われていたようで、人間は情報を極端に遮断された状況下においては、自分の意と相反する意見でも情報を得ないより良いと判断し受け入れてしまう傾向にあるようです。

2は現代でも起こり得る。
いやもう起こっているかもしれません。

1とは正反対で情報量を極端に増やす事で判断能力を鈍らせる。
脳がどれを選べば良いかわからず適当な物や意に反する物を選ばせてしまう。
というもの

何だか今の情報過多社会と通じるものがありませんか?

現代の今に通じるもの

何が?

脳は絶えず情報を得ようとしています。
それをうまく利用する人たちがいます。

自分が検索したものを元にできたアルゴリズム。
それを元に絶えず垂れ流されるショートのおすすめ動画。
時々興味のないものを入れるのもミソ。
次は自分に興味のあるものが出てくるんじゃないかと期待してしまう。
それが脳の特性。
そして嫌なら指を上にスライドさせるだけで飛ばせてしまう。
そんな事に無意識のうちに2時間や3時間それよりもっと時間を費やしていませんか?

その時間は本当に実りあるものですか?

映えを狙う為に行ったそこ
それは本当に自分が行きたいところですか?
本当に食べたいものですか?

大人がまずは考えるべきでは?


自分で考え
分からない事は調べ
自分の中で咀嚼し理解する

これは
こどもに付けて欲しい能力ではありませんか?

でも、今の日本。
大人でもそれができてるでしょうか?

情報に流されすぎない。
これって大人もこどもも、いや、特に大人が自分自身へ問いかけていなければいけないことではないかと僕は思います。

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