見出し画像

保育士の退職時の挨拶必勝マニュアル!ー園長・同僚・保護者などー


保育士の皆さんこんにちは!
元保育士のゆうこ先生です。
もともと保育士として働いていた経験を活かして、保育士さんにとって有益な情報をまとめていきたいと思います!

今回ご紹介する内容は保育士を退職する際の園長、主任、同僚、また子どもたちや保護者への挨拶について。
これって結構どの順で挨拶すればいいのか?そんな挨拶なら失礼じゃないのか?って気になりませんか?

ぜひ退職の際の挨拶について興味のある保育士さんは最後までお読み頂けると嬉しいです;)

保育士が退職する際の挨拶って?

画像1

保育士が退職を決めた際、まず職場の園長や主任、先輩、同僚などへの挨拶や保護者や子どもたちへの挨拶が必要となります。
その挨拶をしっかり行って、ぜひ円満退職を目指しましょう!!


保育士が退職する際の挨拶の順番は?

画像2

保育士が退職する際、挨拶をする順番やそれぞれの時期っていつなんでしょうか?
それぞれ挨拶する順番を時系列において解説してみたのでぜひ参考にしてくださいね。

* 初めは園長に退職の挨拶をする
* 次に上司や同僚保育士に退職の挨拶
* 保護者には退職の挨拶を直接しない場合も
* 最後は担任クラスの園児にお別れの挨拶

このような順番で挨拶を行うのが望ましいとされています。

まず園長への挨拶が必須!
園長への退職の挨拶が済まないと他の職員への挨拶ができないので、退職日が決定したらすぐに改めて園長に挨拶しておくことをおすすめします!

その次に挨拶すべきは先輩保育士や同僚保育士への挨拶。
最近ではなかなか挨拶する時間が取れずメールなどで挨拶を済ます方も多いようですが、できれば直接退職の挨拶をするのが好ましいですね。

保育士の退職挨拶はメール?
実は最近、退職挨拶をメールで済ませる保育士が増えています。これは業務中に他の保育士全員に直接挨拶をするのが難しいことが理由です。
退職当日であろうと仕事があることには違いないですから、普段どおりのバタバタした1日を過ごしています。そんな中で全員に挨拶回りをするのはとてもむずかしいのです。
ただし、お世話になった人には時間を割いてでも直接挨拶に行ってくださいね。
ちなみに保護者への退職挨拶は保育園だよりで済ませてしまうことも多いです。

朝礼やミーティング時なら他の職員も集まっていますし挨拶がしやすいと思います。
もちろん1人1人に挨拶をして回るのもいいでしょう。
引き継ぎなどもありますので、こちらも早めに退職の挨拶を済ましましょう。

例文としては…

この園で働いて〇年になります。
当初は右も左も分からず、多くのご迷惑をおかけしたことと思います。みなさんに助けていただいたことには感謝してもしきれません。この園で多くのことを学ばせていただき、貴重な経験をさせていただきました。
お世話になったみなさまのご活躍とご健康を心からお祈りしています。
本当にありがとうございました。


そして最後に保護者や園児への挨拶。
年度末であれば直接ではなく園だよりなどで退職の挨拶を行うこともあります。
その際のメッセージの作成例文を以下に引用しましたので、こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。

園の方針によっては保護者や園児には本人から退職の挨拶をさせないということもあります。
園児への挨拶は退職の1週間前ほどに行うことが一般的なようです。


保育士を退職する際の保護者への挨拶メッセージの作成とは?

保護者の方へ退職の意思を口頭で伝える・園だよりなどで文章で伝える際の例文を集めてみました。ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。


〇〇により、△月末をもって退職することになりました。
保護者の方々にはお忙しいなか、ご協力いただきありがとうございました。お話しした時間も今、楽しく思い出されます。
日々成長する子どもたちと触れることで貴重な毎日を過ごすことができました。学ぶことがたくさんあり、自身の成長にもつながりました。
保護者のみなさま、子どもたちに心より感謝を申し上げます。本当に今までありがとうございました。
この度、家庭の事情により、〇月末をもって退職することになりました。〇〇組の子どもたちと過ごさせていただいて、改めて保育について学ぶこともたくさんありました。
至らないところもあったかと思いますが、お子さん方の担任をさせていただいたことを大変嬉しく思っています。
毎日、連絡帳に書いていただくお子さんのお家での姿や、送り迎えのときに聞かせていただくお話が、いつもほんとうに楽しみでした。これまで本当にありがとうございました。
今日はお忙しい中お集まりいただきまして、本当にありがとうございます。この場をお借りして、お知らせしたいことがあります。
実は私、今月末でこの保育園を退職させていただくことになりました。私事ですが、結婚することになりまして、相手が転勤族のため、保育士の仕事をいったん辞めることにしました。
子どもたちのことを考えると、今お別れをするのは担任として不本意です。また、保護者のみなさまの不安を思うと心苦しい気持ちでいっぱいです。それでも、ずっと悩んで考え抜いた結果、退職をするという道を選ぶことにしました。
みなさまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。身勝手な私をどうかお許しください。
後任の保育士については、現在選考中とのことです。はっきり決まり次第ご報告しますので、もう少しお待ちください。
保護者のみなさまには、至らない自分を温かく見守っていただき、心から感謝しております。本当にありがとうございました。

その他に保護者への退職時の挨拶について、こちらのサイトが参考になります。

挨拶の合間に…保育士退職時の引き継ぎとは?

画像3

保育士は挨拶以外にも退職時に必要なことがあります。
それは…引き継ぎ!引き継ぎはだいたい退職の意思を伝えたあとから引き継ぎ作業を始めていきます。
ですので保育士が退職をする際には引き継ぎをする時間も考えて、だいたい2〜3ヶ月前に退職の意志を伝えることが望ましいとされています。

以下は保育士が退職する際の引き継ぎに関する内容です。
ぜひ改めてどんな引き継ぎ内容があるのか確認してみてくださいね。

【子どものこと】性格・発達の状況・アレルギー等の健康情報・得意/不得意・好きなもの・兄弟の有無など
【家庭のこと】保護者の性格・職業・夫婦の状況・家庭環境について知っていること・相談や苦情の履歴など
【クラスのこと】1日の過ごし方・習慣的に行っていること・クラスのルール・子ども達が好んで取り組んでいることやブームなど
【環境のこと】物品や資料の管理場所・保育環境/設備に関する注意点など
【未処理タスク】
今後の予定 退職後に保護者に伝達する予定だったこと・子どものお休み予定についてすでに把握していること・保護者の出産や入院/転居等の予定など
その他 役職業務や自分の担当業務(壁面・行事など)があれば別途引継ぐ

保育士の退職の挨拶はこれでバッチリ!

画像4

いかがでしたでしょうか?

今回は保育士が退職する際の挨拶の順番や内容・例文についてご紹介してみました。これで挨拶はばっちり!気持ちよく円満退職ができそうですね。

それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました♪

「保育士退職時の挨拶」についての参考サイト