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移住しました

先月、北海道勇払郡安平町という人口七千人ほどの田舎町に移住しました。

きっかけは、息子の保育園探しです。小規模保育園から3歳児クラスに転園する先が見つかりませんでした。
札幌の自宅近くの保育園には広い園庭はなく、毎日整列して公園に散歩に出かけなければなりませんでした。見学に行くと、決まった時間に整列して遊びに出かけ、遊び始めたと思ったらすぐにまた整列して園に戻ってくる。自分の興味に従ってじっくり遊びを深めたいタイプの息子にとってはあまり適していない環境だと感じました。
もちろん、狭い土地の中でも様々な工夫をしていて「ここならば」と思える園もありました。しかしそういった園はことごとく定員超過で、小規模認可保育園卒園の高い加点を持ってしても全く入れませんでした。
1歳児の時に5歳児までの認可保育園には入れなかったけれど、素敵な小規模認可保育園に恵まれ、小規模を卒園すれば希望する認可保育園に転園できると安心しきっていたので、これは想定外の事態でした。

同時にマンションの下の階から、子どもの足音に対する苦情が3回も来ていました。

「郊外の戸建てに引っ越す?」そんな考えが夫婦間で生まれ始めました。

そこから探し始めた移住先。
様々なご縁で安平町を知りました。
夫の仕事。私の仕事。息子の保育園。住む家。すべてのピースを一から探し、すべてがそろわないと実現しない移住計画でしたが、運よく、そのすべてがそろいました。

私は安平町地域おこし協力隊として働いています。
移住のこと、地域おこし協力隊のこと、田舎生活のこと、田舎での子育てのこと、感じたことをこれから少しずつ書いていきたいなと思います。

念願だった庭での家庭菜園も始めました。
毎日の料理に、しそ、ネギ、パセリ、バジル、えごまの葉、ローズマリー、ディルなど、ちょっとした薬味やハーブを庭から採ってきてさっと入れられることが、とても贅沢です。

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