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できることを奪わない

どうも!保育士園長まゆあです。

今回はできる事を奪わないというお話です。

先日、テレビを見ていて中で改めて感じたことがありましたのでみなさまとシェアしたいと思います。
しばしお付き合いくださいませ。


やってあげるのは愛ではない?

先日、トークバラエティ番組にザ・ドリフターズの加藤茶さんの奥様である加藤綾菜さんがゲストで出演されていました。

加藤茶さんとの馴れ初めは前々から様々な番組などで話されていたので知っていましたが、夫婦生活における話のくだりでこんなことを仰っていました
(ざっくりまとめます)

・高齢者である加藤茶さんの身の回りのことを全部やってあげていた
・綾菜さんはそれが愛だと思っていた
・しかし、介護資格を取った時にできることを奪わないのが一番大事と言われた
・全部やってあげるのをやめたら加藤茶さんが元気になっていった


改めて考えさせられましたが、特に「できる事を奪わないのが一番大事」という話は保育にも通じる話だと思いました。


できる事を奪わないのが大事であるということ

その人ができることを他人がやること、やってあげること。

確かにサポートするという点では大事なのかもしれません。

加藤茶さんは括りで言ったら高齢者。
病気のこともあり、援助することが必要だったのかもしれません。

ただ、自分でできることは自分でやることでその人は活動的になり元気になっていく。

実際、加藤茶さんは元気になっていったように思います。
(もちろんテレビでの姿は、ですが)


これは人が生きていく上ですごく大事なことですし、保育や子育てにおいても大事だと言えます。


こどもに対しても同じことが言えます

今の保育業界でよく言われているのが「主体性」
こどもの主体性を育む保育が重要視されています。

主体性を育むには「自分で決める」ということが重要になります。

自分で考え、決めて行動する。
困難なことも方法を考えて乗り越えようとする。

これを繰り返すことでこどもの自主性が育ちますし、生きる力になっていくのです。

こどもだってできる事は沢山あるはず。
心配だからと言ってやってあげるばかりでは、こどもの成長にも影響が出てしまいますね。


こどもの力を信じて見守る

加藤綾菜さんの話を聞いて、改めてこどもに対する接し方を考えさせられました。

もちろん、やってあげる事自体が悪いことではないですし、こども自身も求めていたら応えてあげることも必要なこと。

要はバランスの問題です。

こどもだってできることは沢山あります
その力を信じ、見守っていく
そして、こどもが生きる上で大切な力を獲得していく


こどもに関わる大人たち(保育者や保護者)はその事を頭に置いて接していきたいですね😌


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