背中をそっと押してあげること
どうも!保育士園長まゆあです。
もうすぐ3月。
年長児は卒園を迎え、こどもたちは小学校に向けて期待と不安を感じている頃です。
そんな期待と不安に満ちたこどもたちの背中、そっと押してあげませんか?
こどもと保護者の期待と不安
3月になると年長児が卒園を迎えます。
小学校へ向けて期待と不安が入り混じる頃ですが、我が園の年長児も期待感を持っている様です。
こどもたちの話を聞いていると小学校に行くこと自体は楽しみという声が多く聞かれます。
・新しい友だちと遊びたい
・授業が楽しみ
・給食が楽しみ
・学童に行きたい
・どんな先生がいるんだろう?
こんな感じで様々な声が聞かれます。
一方で保護者側も不安を抱いている方が多いです。
・授業に集中できるのか
・新しい友だちとうまく付き合っていけるのか
・先生に気持ちを伝えることができるのか
・困った時に助けてもらえるかな
小学校生活の想像が付きづらいと言うこともあり、それが不安感につながっている様です。
家庭での気持ちの受け止めが大事
卒園すると今まで安心して過ごしていた保育園という場所が無くなります。
もちろん物理的に無くなるわけではありませんが、今まで通り毎日来ることができなくなります。
今まで家と保育園という2か所の安心できる場所があり、保護者にも保育者にも甘えられる様な環境だったわけですが、それが4月1日にプツッと途切れてしまうのです。
そうなるとこどもたちの気持ちの拠り所が一つ減ることになります。
その為、「家庭での気持ちの受け止め」がかなり重要になります。
小学校に進学すると今まで直面しなかった問題や壁にぶつかることもあるでしょう。
その時にどれだけこどもの気持ちを受け止めてあげられるか、背中をそっと押してあげられるかが大事になります。
背中をそっと押して一歩踏み出す勇気を
こどもたちはなんだかんだ楽しみと言いつつ、内心は不安に満ちています。
時に行きたく無いと言うことももしかしたらあるかもしれませんが、小学校生活は6年間続いていくわけです。
そんなこどもたちの背中をそっと押してあげ、一歩踏み出す勇気をあげること、話を沢山聴いてあげることを周りの大人が行い、どっしりと構えていけば、大抵のことは乗り切ることができると思います。
先日の年長児の保護者会でも同じ様なことをお伝えしてきました。
保育園では卒園する園児の背中をそっと押してあげる。
家庭では日々気持ちを受け止めつつ、毎朝そっと背中を押してあげる。
こどもたちが楽しい小学校生活を送れるように後押ししてあげたいですね。
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