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乳がん術後一か月の保育士

手術+療養で2週間のお休みを経て、職場に復帰した。

ちょっぴりICT化が進んでいる今の職場。
担任している子どもたちの日々の様子は、お休みしている間も垣間見ることができていた。
このICT化については良い点も悪い点もあると感じているけれど、それはまた今度。

感染症が流行って、「できるかぎりテレワークを!」なんて言われていた時には「無理な職種だってあるのに」と思いながら出勤していた。
けれども、今回、私にとってはそれが良いのかなと思えた。

もし、自宅でテレワークだったら気持ちの切り替えがうまくいかなくて仕事をする気になれない日もあるかもしれない。
そんなこと言ってられないと現役テレワーカーさんたちは言うかもしれないけれど、少なくとも私は目の前のパソコン仕事に1日中集中していられる気がしない。

その点、保育士は、職場に到着してしまえば目の前に子どもがいて、タスクがあって、否応なしに仕事モードになる。
術前は家ではメンタルが落ち込む日もあったけど、仕事が始まれば、「気持ちの切り替えがつかない」なんて言う間もないし、思う間もない。

ちなみに、術後はあまり落ち込むことはなく、私は乳がんそのものよりも、未知の世界であった「手術」や「入院」に怯えていたのだと知った。
乳がんそのものは型(タイプ)が複数あって、副作用なども人によるものが多く、分からないことだらけでもうお手上げ。主治医に任せてついていくのみ。笑

病気になってから、採血への心理的ハードルはすっかり下がり、マンモグラフィーやエコーももうお馴染みの検査となった。病気をして経験値が広がったとつくづく感じる。

良くも悪くも約10年の経験で培った保育の引き出しがあり、今はそれに助けられて仕事をしている。
新しいことを学びたい気持ちがなくなったわけではないけれど、今は10年間で蓄えてきた仕事のノウハウを上手に使って、治療との両立の日々を乗り越えている。

まあ、つまりは私にとっては保育士は適職なんだなーと思う。


トップ画の写真は焚き火で焼いたピザとハクビシンの肉。
一日屋外、かつ途中から夕立に打たれながらも焚き火を楽しめるほどに回復しています!







おしまい




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約一年前は第7波をザブザブ浴びていた。


かなり前に書いた保育ICT化の話。
今は状況が変わっているので最新版を書きたい。


テレワークが絶賛推進されていた時にやっていたこと。


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