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ストーリーで読むファシリテーション 保育リーダーの挑戦

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ファシリテーションに出会って保育リーダーが変わり、保育が変わるプロセスを、ストーリーを通して理解できます。ファシリテーションについての解説あります。 (出版の相談大歓迎!!) …
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記事一覧

第3幕【第25〜36話】 解説

第30話から「幻想の中で生きる」というタイトルにしました。 主人公の順子は、乳児・幼児リー…

【第36話】油井園長の葛藤④

「色々とお話いただきありがとうございます。もしお話できそうでしたら、保護者からの指摘があ…

【第35話】油井園長の葛藤③

それから油井は、これまで順子とともに取り組んできた様々な取り組みを話した。とにかく職員が…

【第34話】油井園長の葛藤②

さて、初回の研修後、ファシリテーター協会の栗田から電話があった。 どうやら栗田は大学で授…

【第33話】油井園長の葛藤①

油井益代(あぶらいますよ)は、長年保育現場で多くの子どもと関わってきた。そのため、管理職…

【第32話】幻想の中で生きる③

子どもの理解において順子が大切にしていることは、複数の推測をすることだ。つまり、「ああか…

【第31話】幻想の中で生きる②

自分が感じていることと現実には乖離があるのかもしれない、と順子は考えるようになっていた。 最近、順子が保育において気になっていたのは、保育者の子どもの理解が浅いということだ。 たとえば保育者の保育記録を読むと、「〜して遊んだ」「〜を楽しんでいた」という記述が多い。 しかしこれでは、子どもが何を楽しんでいたのか、記録を日々チェックしている順子には理解できない。 もう少し丁寧に子どもの興味関心や育ちを読み取って欲しいという思いが順子にはあった。 そんな思いから順子は、つい保育

【第30話】幻想の中で生きる①

二人のリーダーから、「リーダー会議」への提案に対してあまりにもあっけなく同意が得られ、順…

【第29話】リーダーへのヒアリング⑤

飛田が声をかけたことで、子どもたちの注目が一斉に夏子に集まった。なかなか話し出さない夏子…

【第28話】リーダーへのヒアリング④

しかし、話が煮詰まったのか、困った顔をして太陽は飛田の方にやってきた。 「じゃあ、どうし…

【第27話】リーダーへのヒアリング③

その日の午後、おやつを食べ終わった5歳児は、園庭に出て遊んでいた。 さくら保育園の園庭に…

【第26話】リーダーへのヒアリング②

順子は二人のリーダーに声をかけ、午睡中の時間に職員室に来てもらった。 約束の時間になると…

第3幕【第25話】リーダーへのヒアリング①

順子は、天真爛漫で失敗を恐れない子どもであったが、大人になるまでに様々な経験を重ねたこと…

第2幕【第13〜24話】 解説

保育現場のリーダーとして一番大切にして欲しいことは、傾聴です。 傾聴とはコミュニケーションのスキルの一つです。具体的には、相槌を打つ、頷く、共感の言葉をかける、問いかける、などのスキルです。傾聴とは、意気込みではありません。つまり、「しっかり聴こう」と意識するだけではだめだということです。 私はあなたの話をしっかり理解しようとしています、興味を持って聴いていますという姿勢を目に見える形で示すことが大切です。そのような姿勢が見えると、話し手は安心して話を続けることができます