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保育アドバイザーとして創る未来

保育アドバイザーとは、

「目指す方向性を明確にし、
 職員がより良い状態で保育ができる環境や
 子どもにとって本当の前進を生む保育を
 共に探究し、サポートする。」

これが役割だと考えています。


【保育の現場をオープンに】

監査を受けているから、認可園だから…これは手放しに安心できることを示しているわけではない。
監査では見切れない、日常で行われている保育内容を詳細に観てもらっていないことのリスクを現場にいて感じることがある。
基準が緩い制度、監査を受けていない施設となれば、なおさら注意が必要となる。

いずれにしろ、自園の保育について適切に振り返り、自分たちで質や安全を高めていくことや修正していくことが求められる。

そして、子どもも大人も、かけがえのない自分を感じ、誇らしい自分を味わいながら生きる場所であるためには、独善になっているかの確認も大切になってくる。

客観的な視点が欠けると、よかれと思ってやっていたことが、子どもの可能性を奪い、生きづらさを感じさせ、偽りの前進を生み出すことにつながる危険性が出てくるだろう。

客観的な視点が欠けることについて防ぎようのない状況にある現場も多く、時間、空間の「余白」が確保できていなければ、自然とそうなるものかもしれない。加えて、現場にいる当事者には見えづらくなっていく部分もあるのではないだろうか。どんなに向上心があり想いが強くても。

子どもと大人が輝く保育園や幼稚園に、第三者の存在があることでそれらの課題を超えてよりパワフルな前進をチームと個人に生むことができると考えている。

【アドバイザリーサポートで築く未来】

私は、保育アドバイザーという立場を取っています。

保育アドバイザーとは、「目指す方向性を明確にし、職員がより良い状態で保育ができる環境やこどもにとって本当の前進を生む保育を共に探究し、サポートする」ことが役割です。

契約した園に対して一方的にアドバイスをするようなことはしません。

《アドバイザーをする上で大切にしていること》
◯承認と対話を大切にする。
◯守秘義務の尊守。他園に持ち込まない。
◯保育士、園長や主任、職員…その園にいる方々の想いや考えを引き出し、
    ヒアリングする。
◯保育観を磨くサポート。
◯現状と未来への探究。
◯疑問や違和感を尊重。
◯その園ならではの、保育を実践するために、強みや課題を共有し、
    具体的な取り組みを模索する。
◯方針や課題に合わせた研修プログラムを構築し、実施する。
◯大人も子どもも、かけがえのない自分と自分と誇らしい自分を味わう。

研修で様々な園から保育者が集まり、学びを得たり意見交換をしたりする機会はあるものの、現場での実践に活かしきれていないケースを耳にすることが多く、どうにかならないものかと考えていました。

もっとそれぞれの園の特徴や課題に合ったアプローチをすることで、学びや気付きが活かされていくのは確かです。加えて、職員や園長をエンパワメントする存在に自分がなることで、変化を起こしていきたいという想いがあります。

子どもと子どもに関わる大人の「今」と「未来」をより豊かにしていくために、一つの園で抱え込まずに、多様な大人が手を取り合って、誰しもが生きやすさを味わえる環境を創っていくことを目指します。

保育士起業家 石川

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