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甘いもの依存卒業のコツは、ヨシヨシすること。

「もっと、ガマンしなきゃ!」

「甘いもの依存しちゃうのは、
 私の意志が弱いからだ!」

甘いもの依存していた頃の私は、
そうやってずっと自分を責め続けていました。

「何を食べるか」だけが「食」ではない

私が甘いもの依存卒業できたきっかけは、
「食行動」という言葉との出合いです。

「食」には
選ぶー作るー食べるー消化・吸収・代謝ー排せつ
この一連の流れがある。
これを「食行動」といいます。

食事の話になると
「食べる」部分に注目しがちだけれど、
食にはこれだけのことが関わっている。

この一連の流れ全体を、見ていくことが大切です。

豊永彩子『食タイプ診断/整う食事基礎レッスン』動画より

ハッとしました。

私が異様にクッキーをモシャモシャ食べてしまうのは、なぜだ??

子どもを寝かしつけた後、チョコレートクッキーを一袋食べちゃうのは、なぜだ??

ーーー私の性格がダメだから。
ーーー私の意志が弱いから。

そう思い込んでいたけれど、
そうじゃなかったのかもしれない。

食の一連の流れのどこかに、課題があるのかもしれない。

「選ぶ」と向き合ってみた

どうして私はクッキーを「選ぶ」のか?

考えてみたけれど、
なんで甘いものを選ぶのか、よくわからない。

よし。自分に問いかけてみよう。

「私はどうして甘いものを選ぶの?」

ーーーだって、すっごく食べたいんだもん!
ーーー好きなんだもん!

・・・よし!
わかった。
甘いものが好きなのはわかった。
甘いものが好きってことは、きっと課題じゃないんだ。
存分に「甘いものが好き」でいてくれたまえ。

質問を変えよう。

異常に甘いものを選ぶ時って、どんな気持ち?」

ーーーすっごくイライラしてる
ーーーなんだか哀しい気持ち
ーーーうまくいかない!ってもがいてる

きっと、課題はこれだ。

ヨシヨシしてあげる

私は甘いもの依存を卒業しました。

その大きな理由のひとつは、
自分の素直な気持ちに寄り添って、
ヨシヨシしてあげたことです。

イライラしている気持ち。
うまくいかなくて哀しい気持ち。
自分の時間がない!って不満な気持ち。

どうやってヨシヨシしたかというと、
そういう気持ちを言葉にしました。

気持ちを文章にしてみたり、
誰かにお話してみたり。

最初から最後まで全部ひとりでできたわけじゃなくて、
専門家の豊永彩子さんに、力強く見守っていただきながら
全力で自分をヨシヨシしました。

その時の様子は、「甘いもの依存」&「ストレス食い」を卒業できた理由にまとめてあります。

自分の「食」をふり返ってみる

「食」は「食べる」だけじゃなかった。

「食べる」というのは、
私が選んだ「結果」のひとつでした。

私はどうして、それを選んだんだろう?
私はどうして、それを選ぶことを責めているんだろう?
本当は、どんなものを選びたいんだろう?

甘いものを根こそぎ食べつくすクッキーモンスターが
私の中で現れるたびに、
自分で自分をふり返りました。

クッキーモンスター現る

そこで私が気づいたことは、

本当はやりたかったいろんなことを、
いろんな言い訳で
我慢していたことです。

そうか。
我慢してたんだね。
すっごく、がんばっていたんだね。
ヨシヨシ。

そうやって
我慢していた気持ちに寄り添ったあとは、
前進するのみです。

甘いもの依存卒業へ

まずは、
私が本当にやりたいと思っていたことを
言葉にしました。

ゆっくり好きな本を読みたい!
仕事をしたい!
大好きな人たちと心ゆくまでおしゃべりしたい!

そして、
それを実際にやってみたり、チャレンジしてみたりして
行動にうつしてみました。

そしたら、
だんだんクッキーモンスターが現れなくなったのです。

ま、たまーに現れることもあるけれど、
そんなときは田舎のおばあちゃんの気持ちで
自分を見守ってあげる。

「そういうこともあんべぇー。
 十分、がんばってるっぺぇ?
 ヨシヨシ。
 大丈夫だっぺ、なぁ?」

大丈夫。
あなたも、甘いもの依存を卒業できます。

田舎のおばあちゃんを心に抱いて、
自分をたくさんヨシヨシしてあげてください。

ようこそ!
甘いもの依存卒業ロードへ!

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