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正しく書く事によって初めて考えをより明瞭にかつ確実にすることが出来る。➖➖志賀直哉


最近、文章の内容を確認して欲しいと言われることが以前にも増して増えました。

自分が文章を推敲する時にしていることはなんだろうかと、考えてみたところ、タイトルに書いた志賀直哉の言葉にぶち当たって、これだ!と思い、心のネタ帳に書き留めました。

因みに、文章を書く時に行っていることは、

  • 書きたいことを紙に箇条書きで書き出す

  • 書き出したものに対して重要度の高い順に番号を振る

  • 箇条書きを文章にしていく

【文章を作る時の5つの注意点】
・この話の根拠はどこから来ているか?
・新しく出てきた名詞について、誰でも新しい名詞を同一に定義できるようになっているのか?
・同じ話が何回も出てきていないか?
・主語(「誰が」「何が」)と述語(「どうする」「どうなんだ」)がきちんと入っているか?
  • 一晩寝かせて、もう一度フラットな状態で、これは何を指しているのだろうか?書いてあることに対して質問したくなる箇所ないかを確認する

ということを行なっています。

文章を書くことによって、
①最初は書いたことがまとまっていない状態からスタートし、
②結局なにが大事なことなんだっけ?と優先順位を付けてみて、
③文章を細かく書いてみて深く内容を理解し、
④なんか同じこと書いてるなー、結局これを言いたいんだよね、
⑤最終的にシンプルに書きたいこと、伝えたいこと(本質)が分かってくる
という工程をいつも踏んでいる様な気がします。

他人の文章を直す時に1番骨が折れるパターンは①で終わってしまっているタイプです。
②、③で優先順位や深掘りをしていくと、そもそも根拠がなくて前提が崩れてもう一回やり直しになることが良くあります。

書くことで考えが明瞭かつ確実になっていない時は、他の人から質問されると質問に対して返答できずに結局遠回りなってしまうものです。

正しく書くことについて、突き詰められる人は説明責任を果たせる人になっていけるとも言えます。

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