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既にすべて持っている

最近オススメされて見た、レオナルド・デカプリオ主演の映画「Don’t look up」。
地球上のほとんどの生き物が絶滅してしまう規模の彗星が、地球に向かっていることが分かり、その衝突の日までの人間の様子を(アメリカを中心に)描いた作品。

【以下、ネタバレ含みます】

それはそれは人間の自我がわかりやすーーーく描かれていました。
映画の中にはいろんなメッセージがあるのですが、
私がこの映画を見てとても印象的だったのは、地球に彗星が落ちる日のこと。
これまで地位や名声、不倫など自我に翻弄されていた主人公が、地球最後の日に「真実の愛」に気付き、自分は何一つ不自由なく「すべて満たされていたんだ、幸せだったんだ」ということに気がついたシーンです。

私たちは日々生活の中で、自我が刺激されることがたくさんあります。
(それしかないんじゃないかというくらい。笑)
マーケティングの仕事などをしていると、人間の行動パターンや思考パターンなどを予測するようなことも沢山あるので、すべて操作されているんだなぁとよく思います。
それが良いとか悪いではなく、
だからこそ気がつきにくくなっていることが多くあり、気付かないうちに、ある意味催眠状態のようになっているのかもしれません。

映画では地球最後に近づくにつれ、
色んな「真実」が見えていくように描かれていました。
↓以前ブログで「日常の小さな幸せを見つける感性が本当の豊かさに導いてくれるのかもしれない」と書きましたが、

小さな幸せを見つけていくことは「すでに豊かだった=すでに全て持っている」ということに気づく一歩なのかもしれません。


特別じゃない、何もない、何者でもない、私。
その中に全てがもう既にある。
I am that I am.

映画のように最後の日ではなく、少しでも早く気付くことができたら、何か変わるのかもしれません。

Netflixで見れるので、ぜひ一度見てみてください。


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