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「諦める」本来の意味

「諦める」と聞くと、なんだかネガティブなイメージがありませんか?
自分の一度決めたことや願いなどを途中で断念したり、放棄することだと思っていたので、私はどちらかというとネガティブなイメージがありました。

でも「諦める」の語源は「明らむ」。
本来「明らかにする、明らかに観る」という意味なんだそうです。
今では意味が変わって使われていますが、本来の「(願望などが叶わないことに対して)理由や原因を明らかにする」という意味だと、言葉のイメージが全然違います。

何か自分の思った通りにならなかったり、物事が上手くいかない時に、自分としっかり向き合いその原因を明らかにする。
そしてその原因の根本を変えるために、行動する。
それでも、思った通りにはならないこともあります。
でもその原因としっかり向き合うこと、プロセスを大切にすることで、自我が納得してそれを手放せる。
それが本来の「諦める」の意味。

今、目の前に広がっている景色は、全て自分の内側・潜在意識の状態が反映されています。
自分の内側としっかり向き合うことは、こんなはずじゃなかった!という結果にならない為にもとても大切なこと。
たとえ今、こんなはずじゃなかった!という景色が広がっていても、自分の内側をみていくことが、その原因を明らかにすることになるので必ず景色は変わります。


自分の内側と向き合う大切さを伝えていることもあり、私も常に自分の内側(潜在意識の状態)に目を向けることを意識しています。
「諦める」本来の意味を知ったとき、これまで「諦めてきた=断念してきた」と思っていたことも、その時々で自分と向き合ってきたことで、断念してきたのではなく、ちゃんと自我が納得して手放せてきたんだなぁと改めて感じました。
今、ギブアップしそうな事があったり、あの時断念してしまったなぁと思うことがあっても、その事柄を明らかに観ていくことで何か変わるかもしれません。

最後まで希望を捨てちゃいかん。
諦めたらそこで試合終了だよ。

私の好きなセリフ。
スラムダンクに出てくる安西先生の名言です^^

「諦める」本来の意味を知った上でこの言葉を見ると、また違った深みのある名言になり、最後まで試合は投げ出さずにいきたい!とより思わせてくれるセリフになりました。



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