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株の下落と合わせるゴールドとドルとの関係性(2023年9月7日)

9月に入って雇用統計の結果を受けてから、ゴールドが下げ基調に入りました
これは株の下落が大きな要因でもあると思えます


S&P500(ロウソク) ゴールド(オレンジ) 4時間足

短期チャートですが、動きがほぼ一緒です
昨年ゴールドが$1610まで下げたときに非常に似た動きです

株の下落とともにゴールドから資金が抜けていることを指しています
もちろんドル高・金利高もありますが

9月16日まで水星逆行ということもありますので、株の調整が進みやすくなるでしょう(なぜか調整するときって水星逆行と重なるんですよね)

RSIが短期的に売られ過ぎなので、一旦の上昇はあり得ると思えます

ここで、金利に対して強めのゴールドですが、ドルに対してどうでしょう

ドルインデックス(ロウソク・逆目盛り) ゴールド(オレンジ) 日足

いまはドルに対してサヤを埋めにいった下げとも言えるでしょう
ただドルインデックスが100を割ったときは、ドルの下げに対してゴールドの上昇も弱く、$1980止まりでした

ここのところのレンジ相場はドルが大きなウェイトを締めているとは言い難いですが、サヤを埋めたことによりドルの動きに左右される可能性があります

ドルインデックスは前回高値を抜け、上昇基調にあるため非常に崩れにくいでしょう
テクニカル的にRSIが買われすぎを示していることから、調整は入りやすいかもしれません
今後のCPIやFOMCを通過したあとから、ドル・金利の動きが変わり、ゴールドが年末・来年始めにかけてトレンドを作るかもしれません(上か下かはわかりませんが)

株と同じ動きをしていることから、年末ラリーでゴールドも上昇し、来年始めまでは堅調という可能性はあるのではないでしょうか

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