マガジンのカバー画像

分析・検証

20
運営しているクリエイター

#イールドカーブ

ゴールドの下落した要因(2023年9月30日)

ゴールドの下落した要因(2023年9月30日)

今週ゴールドにとっては大きく下落した週となりました
まずはチャートの確認から

ゴールド 日足

いままで低ボラティリティが続いていたゴールドですが、$1885をあっけなく下割れし、$1850を割って今週引けました
かつ、今週は毎日陰線となり、RSI30を割り込みました
日足RSI30をつけると、殆どの場合大きめの反発をしていたのですが、その反発も短期的にはあったものの、結局は押し込まれる結果に

もっとみる
ドル買う?ゴールド売る?(2023年7月13日)

ドル買う?ゴールド売る?(2023年7月13日)

昨日のCPIの結果で明確にインフレが減速していることが示され、これまで織り込んで売られてきたと思われたドルが更に売られました

ドルインデックス

ドルインデックスを見てみると、明確にこれまでサポートされていたラインを割っています

日足でサポートラインを明確に割り込みました
ただ、RSIを見ると30を割り込み28台となっています
たしかに売られ過ぎなのでRSIでは買いになります
でもそんな単純に

もっとみる
ゴールド現状把握(2023年7月10日)

ゴールド現状把握(2023年7月10日)

現時点(2023年7月10日)で名目金利(米10年債金利・米2年債金利等)はほぼ材料視されていません

アナリストなどが金利上昇しているからドル円下がらないなど言っていますが、何を見ているんですかね?って感じで見ています

イールドカーブ(米10年債金利ー米2年債金利)

むしろ名目金利の上昇よりもイールドカーブに反応していると思っています
下図チャートはイールドカーブ(青・逆目盛り)とドル円(オ

もっとみる
【過去検証】現在の逆イールドは過去2回しかない

【過去検証】現在の逆イールドは過去2回しかない

過去の逆イールド

逆イールドが頻繁に起こっている昨今ですが、このレベルの逆イールドがでたのは1990年から2回のみとなっています

上記チャートは米10年債金利から米2年債金利を引いた(US10Y-US02Y)1990年からのチャートになります
オレンジラインはゴールドです

米10年債金利から米2年債金利を引いた数値が-0.5%まで下がったときは1990年以来2回しかありません
つまり米2年債

もっとみる