ビジネスを成功へ導く『魅力的な世界観』を創る方法は、人の想いを尊重すること
こんにちは、ひろです。今日はセールスプロモーションの成功に必要な『魅力的な世界観の作り方』について書いていきます。
※抽象度の高い議論となります。あらかじめご了承ください。
結論から言うと『大義を味方につけよう』ということです。ビジネスが成功するための必要条件は「人々から支持される理念が存在すること」です。つまり『大義』があることが大切です。
例えば『映画 鬼滅の刃』が大ヒットしたのも、コロナで暗くなっている社会に対して「心を燃やせ」というメッセージを打ち出したからでした。「鬼滅の刃を見て感動しました!」「前を向いて頑張っていこうと思いました!」という人が多かったですよね。
ビジネスが成功する上で最も大切なのが『社会から応援されること』です。世の中を良くしていきたい、社会を新しくしたい、業界に存在する悪を倒したい...そういった『志』があるからこそ、人々は共感して集まるわけです。
ちなみに僕がnoteで情報発信しているのも大義があります。それはセールスコピーライター業界に根付いている悪しき風習を変えるためです。
コピーライターの仕事は『数字を作るライティング』です。セールスレターやプロモーションなど、売り上げを立てるコンテンツを生み出すことが求められます。
そのためセールスコピーライターは「いかにしてお客さんの心を誘導して商品を買わせるか」という思考に陥ってしまうのです。これが全ての元凶です。
大事なのは「どのようにして買わせるのか」ではなく『なぜお客さんは支持したい思うのか』です。例えばコミュニティの場合は「そのコミュニティによってお客さんの人生はどのように変わるのか」が大切です。
そして優れたコピーライターは次のように考えます。
「そもそも、このコミュニティはなぜ生まれたのか?」
「このコミュニティが広がることで、世の中はどのように良くなるのか?」
「このコミュニティは普段どんな活動をしていて、参加者はどのように変化しているのか?」
このように社会全体や業界全体を広く俯瞰して、過去・現在・未来につながる魅力的なストーリーが生まれた時、そこには『魅力的な世界観』が生まれます。
映画「えんとつ町のプペル」がヒットしたのも、『夢を持てば笑われて、声を上げれば叩かれる世の中を変えたい!』というキングコング西野さんの強い想いがあったからでした。
人の心を動かすのは数字やスペックではなく『人の想い』です。鬼舞辻無惨が最終的に倒されたのも、何百年と受け継がれてきた『人の想い』があったからです。
商品やコンテンツとは本来『人の大切な想いを具現化したもの』です。そしてコピーライターに求められる役割とは『商品やコンテンツに込められた、大切な想いを魅力的に語ること』なのです。
もし『大切な想い』がお客さんに届いたら、お客さんの心の深い部分がジワッと動くはずです。そして『大切な想い』に共感した人々が集まることで、さらに世界観が強くなり、その結果『社会から応援されるビジネス』が生まれるのです。
「いかにして売るか」しか議論されないビジネスは長続きしません。そしてコピーライターの方々は、ぜひ自分の活動を振り返ってみてください。
ということで今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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