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骨折と病。久しぶりに作ったオムレツ。

骨折からのリハビリを兼ねて朝食のオムレツを。フライパンの柄をたたくときの衝撃がまだ痛いけど、どうにか形にはなったもよう。

小さな重症

たかが指ごときと思っていたら、意外と大事な部分だったらしく手術するハメになりました。

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下の二つの写真が手術前。左手の母指の第一中手骨の根元(手首側)の出っ張りが欠けて脱臼している状態。受傷から6日後。

このまま放っておいても、骨は本来の位置からどんどんズレていってしまうので手術することになりました。

破片は小さなビスで留めて、骨の位置を保つためにピンで固定します。
当然麻酔しますが、腕だけの麻酔なので手術中の先生たちの会話もよく聞こえます。命に別状はないとはいえ、室内に漂う雰囲気の変化のようなものを感じながらという貴重な体験でした。

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日帰りの手術なので、夕方からは仕事できるかと会議の予定を入れていたけど、まぁ全然無理でした。日帰りといっても、なんだか麻酔でフラフラするし倒れこむようにタクシーに乗って、なんとか家にたどり着き。
麻酔が切れてくるとじわじわと痛みが広がって激痛に。

薬局で鎮痛剤をもらうときには、まぁ座薬は使わないだろうと思っていたけど使わずにはいられない痛み。そこから2日ほど、ひたすら痛いのを耐える時間が続きました。

写真が撮れない日々

痛みが引いてから、三脚を使えば大丈夫だろうと高を括ってブツ撮りを再開したら三脚を倒してしまう、というお約束。とっさに動いたため、シーネの中でピンの位置がずれたのか?痛みが復活してまた病院に。

「まあ、レントゲンで見る限りいまのところ問題ないけど、まだそういうこと(撮影とか)する段階ではないですね。手術してから6週間でピンを抜きます。問題なければね。ズレてたら再手術です。ピンを抜いてからまだしばらく固定状態です。そういう怪我です」

と、お医者さんの弁。

そんなにかかるのか・・・。

ここはもう、しばらく静養に徹するしかない。仕事のほうは右手一本でキーボードを打てばなんとか。

休日はひたすらゴロゴロしながら、Amazonプライムで懐かしい映画やドラマ三昧(老後か?)の日々。

「結婚できない男」
続編よりもこっちのほうが面白い。まだスマホが存在しない時代。

「マッドマックス」
なんだろうこの身も蓋もない感じ。まだ北斗の拳っぽさは薄い。

「トリック」
シーズン1~3と劇場版と特番ドラマ枠も全部見た。中毒性がある。

「リーサルウェポン」
もうなんかアメリカが嫌いになってくる。メル・ギブソンの走りがなんだか小走りなのが気になって頭からはなれない。

「ラヂオの時間」
時代設定が今となってはわからなくて、微妙なズレ感が頭を混乱させてくれる。

特に脈絡なく、いろんなものを観たけどゴロゴロしながらスマホで見るにはちょうどいい程度のチョイスだったものをピックアップしました。「ブレードランナー」も観たけどあれはスマホではあまり楽しめないですね。

衝動買いという病(AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G)

さすがに映画ばかり見てるわけにもいかないので、ついつい価格.comをぶらぶらしちゃうのです。

「きっと手が治る頃には、夏が来て幼稚園児たちの卒園アルバム用の写真を撮る日が来るに違いない」的な妄想に取りつかれ、いままで遠慮していた中望遠を探し始めてしまったのが運の尽き。

中望遠は105mmも85mmも挫折した記憶があるので、これまで敬遠してきたけど例の古めのズームレンズを使うようになってから、なんとなく魅力を感じ始めていたのです。

AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDが素晴らしいのはよくわかるけど、ちょっと手が出ないな~と思いながら、85mmに絞って探し始め、そういえばこの焦点距離を使うことになると新婚旅行以来だな、なんてつらつら思い出しながらネット散策を重ねていました。

f/1.4が欲しいのはやまやまだけど、値段もさることながら大きさと重さがネック。満足度レビューもわずかに0.05ポイントの差。ま、スペックも用途も違うので比較にはならないけど、とか悶々と考えているうちに買取アップキャンペーンなるマップカメラのお誘いに乗って、20mm f/2.8Dを放流して代わりに入手してしまいました。

実質、12,000ほどで中望遠(AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G)をゲット。
まだ使えないけど。。。

軽いスナップカメラが欲しくなる病

中望遠を買っておきながら持ち歩けないという状況で、暇な時間をブラブラ散歩していると、心の中に「軽いスナップカメラ」を求める病気が生まれ始めます。

もう、この際Nikonじゃなくてもいいんじゃないか?そうだ、ライカにしよう。的な。いや、そこはSIGMAのFPで。とか、それならFIJIFILMでもいいんじゃないか?とか。

しかし、最終的に候補に残ったのは、この二つ。

そして「スナップカメラ」に求める画角として重視したい「35mm」(X100Fはレンズ固定)ASP-Cを、Canonは22mm f/2.0、X100Fもf2として備えているのです。

個人的に好きな40mmという焦点距離があるけれど、パチパチとスナップショットして現像で仕上げていく分には35mmは非常に便利なのです。

迷いに迷ってなぜかそこに

そうして、あれやこれや検討しながらスナップカメラを探しているはずが、どういうわけか結果的にサブ機の更新。(D7000→D7200)

その時自分を納得させた脆弱な論理はこれです。

「充電器が増えるのが面倒」

だから何?的な低レベルな問題だけど、バッテリーも充電器もレンズも共有出来てDXフォーマットで画素数も十分(DXで最後の2400万画素)、そして使い方も学習する必要がない。みたいな補足の理由をいくつか付けて、そこに落とし込んでいったのです。

で、結局スナップカメラはまだ買ってない(つまり、疾病中)のです。


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