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2月はお雑煮

上田市の料理教室、Hogar Kaorita(オガールカオリタ)です。

《教室のお知らせ・お問合わせ↓》

https://lit.link/hogarkaorita



2月はベジタリアン(ヴィーガン)メニューでした。


白味噌雑煮

白味噌を使った、甘くこっくりとしたお雑煮です。
お椀は祖母から譲り受けた輪島塗。
茶箪笥で眠っていたものがようやく日の目を見て、祖母も喜んでいました。2月はこのお椀が使いたくてお雑煮にしたようなものです。

最初、蓋をわんぐりとしたお皿だと思っていました。蓋でした…
祖母から「それ蓋よ」と言われ、切り干し大根を掴んだお箸をさりげなく違うお皿に移動させました。


切り干し大根の柚子胡椒南蛮

切り干し大根をサラダ感覚でジャクジャク食べる一品。
色味が鮮やかなので白とか透明の器だとより映えます。といいつつ教室では輪島塗で出してました。
切り干し大根の戻し汁はお雑煮のお出汁で再利用。無駄なく無駄なく。
ボリュームにきのこのフライを添えて。



厚揚げとごぼうの黒糖煮

ほんのり甘いのもガッツリ甘辛いのも両方おいしいです。
時間の経過と共に味がしみていくので、翌日食べるならお醤油は少し控えめにするのが良いと思います。
生姜のキリリとした辛みがアクセント。



長芋寒天 ~春菊醤油ダレ~

長芋をすりおろして固めたゼリー寄せに、
生の刻んだ春菊と醤油、ごま油などを加えたタレをかけていただきます。このタレがなかなか万能で、湯豆腐やお肉料理にもよく合います。
春菊は生のほうが独特の香りが軽減されて個人的に食べやすいな〜と思うので、私はもっぱらフレッシュ派


蕪と菜の花のソテー ~苺のソース~

苺、酒、薄口醤油などを煮詰めた甘酸っぱいソースは春の味。
当初は最後に濾すレシピだったのですが、
とある参加者さんが苺を丁寧に細かく刻んでおられ、「これなら濾さなくていい!楽」と目からウロコがぽろり。
おかげさまで途中から煮詰めるだけの簡単なレシピになりました。



手作りあんこのいちご最中

パリパリの最中に、自家製あんこといちごを挟んだ和スイーツ。
あんこは渋切りもせず、コトコト煮るだけ。
甘味には黒砂糖ときび砂糖を使っています。
いちごの酸味とあんこの甘さ、最中の香ばしさがgood。
おうちでこんなの作れちゃうの最高。
お花見の時桜の塩漬けでも入れて桜の最中とかもいいな



お花

スミレ、アオモジ、グロボーサ、菜の花、スイトピー、雪柳、水仙など




BGM



Cleo Sol 『Mother』

Gaidaa 『Overture』

Laufey 『Everything I Know About Love』
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lHaa4hlehoOQpBuldi6M0pe3cVpJFufE8




何度も何度も試作を重ねてレシピを書くわけですが、
実際にレシピが人の手に渡って作られると
思いもかけない発見があるものです。

セレンディピティ。

それに出会うのがいつも楽しみです!



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