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わたし、結婚したい。

結婚を約束していた人と音信不通になって1ヶ月。
毎晩楽しかった思い出が蘇っては苦しんでいたというのに、気がつけば彼がいない生活にも慣れていた。

ごはんも食べれるようになったし熟睡もできるようになった。
やっぱり女性というものは思っている以上に頑丈なのかもしれない。


そして本題。
あれだけ今回嫌な思いをして泣いて喚いた別れを経験したというのに、私は新しい夢を見つけてしまったのだ。

「結婚したい」って。


29歳がバカみたいに真面目に願っているのだから人生はわからない。
彼氏は欲しいと思っていたけれど、正直この歳になるまで結婚願望はゼロだった。

私が中学生の時に両親が離婚したのも結婚に理想を抱かなくなった要因の一つ。


「離婚した親の子どもは離婚するんだよ。」

なんて母が笑いながら何度も呪いのように言うから、私は結婚しない方がいいんだなとずっと思っていた。
(離婚率は高いと思う、経験則だけれど)

一人のパートナーと生涯を共にするとか、自分が子どもを産んで育てるとか…普通の家庭の普通の生活が私にとっては特別なものなような気がして、私には到底そんな毎日は来ないと思っていたし、できないと諦めていた。

「結婚しない」という選択を選ぶことが、私にとっての最善だとずっと信じ続けてきた。


その気持ちが少しずつ変わっていったのは、半年一緒にいた彼だった。
彼もひとり親家庭で育った人で私と境遇が似ていてすぐにいろんな話をするようになった。


「親は親、自分たちは自分たちじゃん。
そもそも離婚する前提で結婚なんてしないよ。」

これは、私が結婚に対する気持ちを打ち明けたときに彼が言ってくれた言葉。
その一言で私は交際のその先を意識してもいいんだと少しずつ抵抗感が薄れていった気がする。


結局その後は音信不通になって彼と結婚する未来はなくなってしまったけれど…。
私の中で誰かと共に生きていきていく、という選択肢が芽生えたきっかけになった。


ささいなことかもしれないけれど、私にとってはとても大きくて嬉しい変化だった。

別に今すぐ結婚したい!とかこんな相手がいい!みたいな焦りのような切羽詰まったような気持ちは全然ない。

あと3年くらいしたらウオオオオアアアア\( 'ω')/アアアアアッッッッ!!!!!ってなるかもしれないけれど、そうなったらそうなったでまた諦めるだろう。



最近こういうことが増えてきた。

仕事でも会社の人とのコミュニケーションを楽しめるようになってきたし(むしろ話に行くために会社に行っているところがあるくらい笑)、知り合いのような友達のような柔らかい関係も築けるようになってきた。

そして今回は結婚願望。
あれだけ人間不信だった自分がウソみたいに別人だ。

これから先も誰かと一緒にいることで生まれる問題やストレスもたくさんあるだろう。


でも大丈夫!
私なら何とかできるはず。


ご縁はどこにあるか分からない。
もしかしたらもうすでに出会っている人かもしれない。



それはそれ、これはこれ。

私は今私にできることをめいっぱいやろう。


次こそは素敵な人と巡り会えますように。



ほがらか



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