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できないことは増えたけど、私は今日も元気です。

咳喘息と診断されて、1ヶ月が経った。

その前から不定期で咳が止まらなくなることがあって、喘息が再発してるかも……とは薄々感じていて。
なのに見て見ぬふりをしていたらあっという間に悪化してしまい、更新を続けていたnoteも休まざるを得なくなってしまった。

お医者さんから喘息と告げられたときは「ああ、やっぱりそうか。」と妙に納得して、むしろ感染症じゃなくてよかったとほっとした。


今は処方された吸入の薬と咳止めを飲みつつなんとかnoteを書けるくらいには回復している。
でも一度調子を崩した体は不安定で気を抜くとすぐに咳き込んでしまう、まだまだ油断は禁物。



生活スタイルもこの1ヶ月で大きく変わった。
以前は難なくできていたことを今は6割ほどしかこなせない。

しかも6割はまだ上出来。
日によってはやりたいことが全くできずに終わってしまうこともある。  

日毎の気温差やちょっとした環境の変化が喉にとっては死活問題らしくて、まるでわがままなお姫様が住み着いてしまったよう。
私はさながら振り回される付き人のようにご機嫌取りに必死なのだ。



困ったのは日常のちょっとしたリカバリーが一切できなくなってしまったこと。


例えば横断歩道を渡っている最中に信号が点滅していたら、多くの人は走って渡り切ろうとするだろう。


でも今の私はそれができない。

頑張って走ろうとすると途端に喘息の発作におそわれそうになるし、そのままのペースで歩き切るのはせっかちな性格には違和感ばかりで仕方ない。


ゆとりを持って過ごしたいと思いながら時間ギリギリの生活を続けてきた神様からの忠告なのかもなんて想像もしてみたり。
あとちょっとで20代も終わるんだぞ、なんて声が聞こえなくもない。

だとしたらなんて強めのお灸なんだろうか。
もうちょっとで20代も終わる、小娘を卒業するいい機会なのかも。



プライベートがこんなものだからもちろん会社でも私の喘息は止まらない。
四六時中私ともう一人の喘息持ちの同僚がゲホゲホ咳き込んでいる。

控えめに言って、うるさい。

私の今の仕事は接客業、お客様とのコミュニケーションがあってようやく仕事が成り立つ業務だというのに肝心の喉がご機嫌ナナメ。
会社の人にも事情を説明した上で出勤しているものの、今までと同じ量の接客はこなせなくなってしまった。


それでも会社の人が温かく迎えてくれるおかげでなんとか会社を休まずに仕事を続けられている。


周りの人たちのぽかぽかな優しさが咳で憔悴した心と体にじんと染み渡って時々涙が出そうになる。

どこか心の底にある「頑張れなくてごめんなさい」という罪悪感が静かに雪解けしていくような、そんな気持ち。




そしてそれはnoteも変わらない。

休んでいた日も毎日過去のnoteからのスキやフォローの通知メールが届いていて、思った以上にたくさんの方に読んでいただけていることを実感した。

なかなか体調が安定しなくてここ最近までコメントも返せないほどだったのに、なんてありがたいことなんだろう。


全部見ています、全部読んでいます。
いつもありがとうございます。



必ず帰ってこなくっちゃ。
創作を諦めたら絶対ダメだ。


通知メールを心の支えして、休みの日は全力で休んで、やっとここまで戻ってくることができた。
こうしてキーボードを叩いている時間が何よりも愛おしい。


できることは前よりも少なくなった。
でも、今の方がずっとずっと幸せを感じられている気がするんだ。



これからもnoteは更新頻度は落としながらも、ゆるやかに続けていく予定。




改めまして、

ただいま。




ほがらか

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