行政書士資格は『運転免許』に似ている:開業記録
行政書士事務所を開業してから、半年が経ちました。
改めて思うのは、行政書士資格は運転免許のようなものということです。
運転免許があれば、どのような道であれ、走ることは許可されています。
しかし実際には免許を取ったばかりで、雪道や山道、首都高速を走ることは難しいでしょう。
行政書士資格もよく似ています。
資格があれば、行政機関へ提出するあらゆる文書(他士業独占を除く)の作成が認められますが、そのすべての作成方法を熟知しているわけではありません。
そのことを指して行政書士資格は、試験内容が実務に直結していないという批判をまま受けます。
しかし、これもまた運転免許と似ていると思うのです。
(”業として”という意味では二種免許ですね)
行政書士試験で求められる法律や要綱を読み解く力、法律用語を用いて、端的に表現する力は、どの申請でも共通しても必要となります。
運転において、どのような道路を走る時でも、ペダル操作や、視点移動、安全確認といった基本動作や基礎知識が求められるように。
私も開業して半年が経ちましたが、あらゆる道を走ることができるわけではありません。
メインに取り扱っている補助金業務は、自身が活用した経験もあるため、よく知った道路です。
これからは、このよく知った道を極めて行くのと同時に、
小さなまちで頑張る人の課題をほどくため、少しでも多くの道を、
ゆっくりとでも走れるようになりたいと思います。
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