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「思いどおりにならないことへの耐性」を身につける

「失敗が怖い……」への対処法について、
全4回で投稿しています。

今回は第3回目です。
お読みいただけると嬉しいです。

(前回・前々回の投稿を読みたい方は、
 文末のリンクからご覧ください)

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失敗をすることで
身につくものがあります。

それは
「思いどおりにならないことへの耐性」です。

今回はこの観点から
「失敗への向き合い方」について考えていきましょう。


「思いどおりにいかないことへの耐性」は、
豊かな人生を送るうえで、
とても大切な能力です。

なぜなら、
人生は思い通りにならないものだからです。

人生のほとんどの悩みは、
思いどおりに”ならない”ことを、
思いどおりに”しようとする”
「執着心」から生まれるのではないでしょうか。

思いどおりにいかないことがあると、
確かに凹みますよね。

けれども、
上手くいかなかったことに執着すると
気持ちはドンドン沈んでいきます。

それよりも、
「残念だったよね」と自分を慰めつつ、
「まぁこういうこともあるか」と
ゆっくりにでも、前を向いて歩めることが
しなやかに生きるうえで大切ではないでしょうか。


ではどうすれば
「思いどおりにいかないことへの耐性」を
身につけることができるのか。

心理カウンセラーでベストセラー作家の
野口嘉則さんは、
「失敗することが大切」と言います。


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しかし人は、
自分の人生の選択を自ら決め、
その選択の結果としての
さまざまな失敗や挫折を経験することによって、
「思いどおりにならないことへの耐性」を高め、
精神力・生命力を養い、
打たれ強い人間になっていくのです。

『「これでいい」と心から思える生き方』
(野口嘉則著)P216から引用

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つまり、
失敗することは、
しなやかな人生を送るうえで、
大切な能力を身につけることに
ほかならないのです。


実はかくいう私も
「思いどおりにならないことへの耐性」が
とても脆弱な人間でした。

ちょっとした失敗に、
どうしようもなく落ち込んでいました。

また、
大人になっても失敗経験が少なく、
打たれ弱い自分にもコンプレックスを抱えていました。

けれども、そんな自分を変えたくて、
「今からでも、少しずつ失敗経験を積んでいこう」
と思うようになりました。

すると、
心がラクになったのです。

成功したらそれはそれで嬉しいし、
失敗したら
「思いどおりにいかないことへの耐性が強くなった」
と考える。

つまり
成功しようがしまいが、
目の前の出来事は、
自分の人生の糧になる、
と思えるようになったのです。


なお
「思いどおりにいかないことへの耐性を強める」ことは、
「今を精一杯生きる」ことにも繋がります。

「自分の力ではどうにもできないこと」に対しては、
あきらめてあるがままを受け入れる。

代わりに
「自分の力でなんとかできそうなこと」に対しては、
誠心誠意取り組んでいく。

つまり
「思いどおりにいかないことを受け入れること」は
「自分のなすべきことに全神経を注ぐ」という
主体的な生き方に繋がっていくのです。


ですので、
もしあなたが失敗することに怖れを持つのであれば、
ぜひ失敗を
「思いどおりにいかないことへの耐性」を身につける
絶好の機会と捉えてみてください。

もちろんうまくいけば、
素晴らしいことですし、
逆にうまくいかなくても、
心の自立度を高めることができます。

どのような結末であろうと、
最善の結果をもたらしてくれるのです。

その流れに、
ただただ身を任せてみてくださいね。

あなたが失敗への怖れから解放され、
のびのびと望む方向へチャレンジできることを
お祈りしています♪

(次回が最終回になります。お楽しみに!)


※前回・前々回の投稿はこちらからお読みください
【失敗が怖ければ、1年後にタイムスリップしよう】


【「失敗が怖い」と感じる時点で10,000点】


今回参考にした本はこちら▼


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