つくばマラソン当日、そのおおまかな全体的な感想

つくばマラソンの、その本番当日が終わった。

一夜明けて今日、僕はゆっくりと目覚め、レッドブルを1本飲み、遅めの朝食としてカップ焼きそば(一平ちゃん)を食し、録画しておいた陸王を視聴し、ようやく少しずつ体を再起動させつつあるところだ。

つくばマラソン、どうにかこうにか完走することはできた。記録は5時間9分32秒。「完走できた」というのが「最後まで走り続けられた」ということだとしたら、僕の場合は「ゴールまでたどり着けた」の方が正確だろう。途中、足がつり始めてからは散々な内容だった。

記録や内容はともかくとして、このイベントを通して得たものは参加料の価値を大きく上回るものだと実感する。たくさんの大会スタッフ、沿道の人々、美しいつくばの景色。特に、何度も視界に迫ってきた筑波山は見応えがあった。天気にも恵まれた。これがもし、雨の中での開催だったとしたらぞっとする。おそらく、最後までもたなかったんじゃなかろうか。

両足は完膚なきまでに叩きのめされてしまっている。昨日の帰り道はひどい歩き方をしていた。おそらく他の多くのランナーも足が痛かったに違いないが、僕のように無様な歩き方をしている人は見かけなかった。駅にあるエスカレーターのありがたみをこれまでの人生の中で一番、感じることができた。

様々な思いや情景が、走り去る多くのランナーのように頭の中を巡っている。そのひとつひとつを、まだ新鮮な色合いで覚えているうちに、少しずつ回想しながら書き留めておこうと思う。

ひとまずは自分自身に「お疲れ様」を。そして誰にとあえて特定することなく「ありがとう」を。

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