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話 がくどいと言われる同志へ

こちらの記事は、2024年7月発売の小鳥遊著作「『発達障害』『うつ』を乗り越え@小鳥遊がたどりついた 『生きづらい』がラクになる メンタルを守る仕事術&暮らし方」(ナツメ社)の内容に関連したものです。

話がくどいと言われるときって、どんなとき?

話がくどいと言われるときって、大体は「聞いてもいないのに同じ話を繰り返す」が典型ではないかと思います。これ、油断していると私やりがちなんですね。

その裏には、「言葉を尽くさないと、相手は分かってくれない」という考えがある気がしています。だから、聞かれもしないのに話を続けてしまうのです。

面接お見送りがパタッとなくなった”工夫”

私、転職活動で半年で約250社落ちたんですが、最後の1か月に3社内定が連続で出ました。そのターニングポイントとなったのが、私のこの癖に気がつき、ある工夫をしたからでした。

その工夫とは、「ワンセンテンス言い切って、相手の反応を見る」です。

これ、やり始めた当初は怖いんです。自分が伝えたいことがちゃんと伝わっていないんじゃないか、情報不足で相手が誤解を生んでしまうんじゃないか、などと考えてしまいます。

でも、相手の反応をよく見ていると、そうでもないのに気がつきました。むしろ、納得した表情を見せてくれていることが多いのです。「自分の話が足りなければ、相手は聞いてくる」と考えるようになり、当初抱えていた恐怖感はなくなりました。

それが板についた頃に、ちょうど内定が連続して出たのです。私の面接での改善点は「話しすぎ」だったのです。

「大切なことなので2回言いました」は通じない

「大切なことなので2回言いました」という昔からのネットミームがありますが、ことコミュニケーションにおいては、あまり頼りすぎないようにしたほうが良いようです。

逆に、ちょっと言い足りないかな、と思うくらいがちょうどいい。そう考えています。

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