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虐待カミングアウトとごみ捨てルール。

最近の困りごとです。

身近に「ものにあたる」人がいるのですが、その音や殺気に「両親の姿」が重なってしまいます。

私の身体は硬直し、いま何をしようとしていたのかを忘れてしまいます。
一瞬、頭の中が真っ白になります。
プチ・フラッシュバックといったところです。

数年前なら過呼吸起こしていたかなぁと思います。


ご自分のゴキゲンもお取りになれないなんて…
気の毒なクソガキでございますことっ!

と思いつつ、やっぱり怖い(冷汗)。




私は他の人にこうこぼしました。
「私は行き過ぎたしつけを受けていたから、ああいった方はとても怖いんです…」

しまった。
ここは素直に「虐待」と言わなくてはニュアンスが伝わらないポイントだったのにーっ!


難しいんですよね。
虐待を受けた当事者が「親から虐待されていました」を言うのって。

ひき逃げされた人は、
「あーっ!アイツ俺をひいたやつだ!
アイツを逮捕してくれ!」
と言えるのに、
虐待された人が、
「うちの親、私を虐待していたんです!
私 怖いんです!」
を言うのを躊躇わざるを得ない世界。


多様性を認めようなんてテレビで流れてきても、「親を嫌うことは悪いこと論」に市民権が与えられる日は当分来そうにない。
そんな風に思ってしまいます。



キーッ!くやしーっ!!
次こそは「虐待されてたんで」と言ったる!
しれっと。
そう思いました。
(そして、言いました。)

だって、誰かが「虐待されてたんで」を言わなきゃ次の世の中変わってかんがね。

なんで、虐待された側が世の中に恐縮せにゃあかんのじゃあ。


まぁ、誰かに恐縮するよう指示されたわけでもないので、私が勝手に恐縮して勝手に怒っているだけなのですが…

「なんで、指示書が読めんかったの〜?」
『しゅみましぇ〜ん、私 目ぇ悪くて見えなかったんです〜』
「な〜に〜、じゃあ次はでっかく印刷したるわぁ」
『わぁ、ありがとうございますぅ♪』
みたいなノリで、
「なんで、そこまで怯えるの〜?」
『しゅみましぇ〜ん、私 虐待受けとったんで、暴力的なひとに過剰に反応するんです〜』
「な〜に〜、じゃ〜あんまり近寄らんようにしときん」
『はぁい、そ〜しますぅ♪』
って(虐待された人みんなが)言える世の中になったらいいな。


いまはまだ身内がヤバイことをオープンにしない風潮が強い。
いや、強すぎる。
「うちの親アルコール依存がひどいから大変なのよ」
この一言言うのも勇気いったんだから。
アホらし。


今夜は強風。
マンションにはゴミ出しルールを守らんやつなんていくらでもいらっしゃいやがる。
お惣菜のパックが道路を「カラカラカラ〜、カラカラカラ〜」とエンドレスに暴れ回るからうるさいのです。
私はさっきパックを拾ってきた。

そう、自分がイライラして疲弊しちゃうくらいなら私は自分で拾っちゃうもんね。
「ルール守ってよ!」
そんなことを言ったところで伝わるやつじゃなかろう。
言われて分かるようなやつなら、最初からルールを守っとるだろう。
私はゴミ拾いグッズを玄関に常備している。
アホの相手をしている時間も、イライラしている時間ももったいないもんね。


ありがたいことに、私は決して面倒くさがりなタイプではないのでサクッと行動できる。



ドクオヤーンもゴミ出しルールを守らんやつも本質的には一緒だと思います。

言ってもわからん。




話がそれてしまいました。


きっと、誰かが世の中の雰囲気変えてくれるだろうじゃ変わらんのだと思います。
それに、私は今回しれっと虐待カミングアウトできちゃったし。
こうやって自分の周りから1ミリずつ楽になっていけたらいいなぁ。
そんな風に思います。

誰だって好きで虐待されたわけじゃないわい。

写真は実家の自室(だったとこ)のドアです。
親が怒鳴り込んでこれないようにトイレの鍵がつけてあります。
2つも。
もう現物を見ることはありませんが、この写真に我が家の歪さが表されていると感じます。


抑揚のない文章を読んでくださってありがとうございますっ♡


諦めんぞっ!

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