見出し画像

そうきたか…がん告知②

暗い話にしたくない。内容はシリアスかもしれないからこそ、笑い飛ばしたい…そんなふうに思うからだ。

激うつの真っ只中で、
「こんなにストレスフルに生きてたら、がんになるわ」という思いがふっとよぎったことがある。

薬を服用し、よい生活を心がけていくうちに、うつ症状は改善していった。
そして、がんが気になったことを思い出して、何気に胸を触ると、ゴツゴツとした今まで触れたことがない異物が。
(私は15年ほど前にに良性の腫瘍がいくつか見つかり、以後、コロナになる前は定期的に検査を重ねてきていた。)

すぐに乳腺クリニックを予約して、診察。女性医師は、詳しい検査をしていきましょうと。
いろいろな検査を重ね、結果、非浸潤性の乳がん0期だが、奥にあるのが浸潤性がんかもしれないとのことで、手術のため、紹介状をもらい総合病院へ。

そこでは、最初、全摘と言われたが、その後、部分切除➕放射線治療と決まった。
医師が手術の前日に、マーキングをする際、「え、どこにある?こんなの自分でよく見つけたね。」と言われた。
その後、自分でも触ってみたが、確かにどこに行ったのか触れない。

翌日の手術で、奥にある小さい腫瘍は、やはり浸潤がんだった。
もし、ゴツゴツしたがんが見つかってなかったら、きっと静かに広がって、初期では済まなかったと思う。
確かにあるが、奥にタチの悪いがんがあることに気づかせるという役目を終えたがんは、どうやら、奥に身を潜めたらしい。笑

ということで、リンパにも他にも転移はなく、手術は無事に終わった。

乳がん、双極症、、
病を抱えていても明るく笑って生きたい。
今日もそう思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?