見出し画像

レンズ選びとルアー選びは似ている

カメラにハマる前からやっている趣味がバス釣り。風呂に入っている時にふと思ったのが
レンズ選びはルアー選びに似ている
という事。
これからレンズを考える上で自分の中で納得がいく部分もあったので今回はその理由を紹介したいと思います。
ルアーを知らない方には伝わりにくい部分もあるかと思いますが、そこはスミマセン。所詮オッサンの主観増し増しの意見ですので気軽にご覧下さい。


お金があれば万事解決

お金に余裕があれば悩む必要なんて無い。全部買っちゃえばいい。これはレンズ、ルアーに限らず当てはまる事だと思う。しかし、世の中の大半の人はそうではないはず。お金が無いからこそ、考え抜いて自分が後悔がないように選ぶ。そして、そんな熟考の中でいろいろ成功や失敗の経験を積みレンズの知識を得ていくのだと思う。


高額だからいいとは限らない

高級なルアーは作りや動きが当然良い。だからといって魚が釣れるかといえば全くそうじゃない。要はそれを使う人による。これはレンズにも当てはまる事じゃないだろうか。高いレンズを仮にいま自分が手に入れたとして上手い写真が撮れるかと言えば、たぶん撮れない。それは自分の技量、慣れ、経験によるものが大きいと思う。そう、使う人の問題。高い物が悪いとは言わないけど結局それを活かすも殺すも使う人次第。


どういう目的をもって使うかが大事

ルアーもレンズと同様にいろいろな種類のものが存在するが、それぞれに用途というものが存在する。例えば、ペンシルベイトという水面に浮いて動かして魚を誘うルアーや、ラバージグといって湖の底をとって魚を誘う、いえば特化型のルアーもあるし、かたやスピナーベイトといって表層付近から水深の深いところまでカバーできる万能系のルアーもある。
要は使いどころ、用途の違いがあるという事。これをレンズに当てはめると、広角や標準、望遠みたいな焦点距離、F値が当てはまると思う。それぞれの焦点距離で表現できる写真は違うし、明るいレンズでしか表現できない写真もある。自分が思い描く写真を考えたときには、まさしく用途によってレンズを選ぶという事が大事。


欲張れば重い

重いことが決して悪いとは言わないけど、全てのシュチュエーションで完璧に釣りたいのであれば、それなりにルアーは多くなるしかさばる。
要は重いよって事。
これもレンズに当てはめると同じじゃないかと思う。まさしく欲張れば重いし、何よりオッサンにはキツい。(これ当てはまるの俺だけかな?)


気になったらソワソワする

何気ないネットサーフィンで偶然にも気になるルアーがあったとする。こんなのがあるのか~と一時的に関心を持ったが最後、早々にも釣り具の中古ショップやらメルカリなんかでチェックを怠らない。買わない、見るだけという薄っぺらい思いを心に秘めて、ひたすら見る、調べる。
なぜこんな事をするのか。それはもう心がソワソワしているから。
このルアーはこう動くからこのシュチュエーションでは最強だな。とか、このルアーは遠投性に優れているから、普段狙えない魚に出会えるかもな。とか、もう心がザワつく。
使いたいな~。そう、最終的にはこの想いでいっぱいになる。
カメラを始めて4カ月の男が、気になるレンズを見たらどうなるのか。
ルアーと同様、使いたいな~と猛烈に思うんですな。


所有欲で満たされないように気を付ける

ルアー、レンズもしかりだけど、買う事がゴールになってはいけないと思っている。使いたかったルアーを買えた、でも思うように扱えなくて魚が釣れない。とか、扱えるんだけど魚が釣れなくてそのルアーを使わなくなったとか。カメラの世界に置き換えると、ルアー=レンズ、魚=写真。やっぱり道具というのは、トコトン使って本当に扱えるまで真価を発揮しない。持っているだけじゃダメ。使いこなすというのが大事。
でも、写真に正解なんて存在しないし、どこまで扱えるかなんて人それぞれ。ある意味、そういうゴール的な部分というのは、結局のところ自分次第じゃないのかなと思う。
何事も好きな事は苦労と自覚せずに楽しんでいるもの。

好きな事を純粋に楽しみながら、レンズという気になる物体に思いをはせる事にしようと、風呂場でぼんやり考えていたという話でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?