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日本の汚い国民性

今回のテーマは「物事の見方によって意見が変わる」です。


【前置】私はサッカーが大好きで暇さえあれば
サッカーを観るようなサッカー人間です。

このnoteでもサッカーに関する記事がほとんどです。

そんな私が、今回の2022カタールW杯期間中に感じた
素直な自分自身の意見をnoteにしました。
※少しネガティブな意見が多いnoteになりますが
 最後まで読んでいただければ幸いです。


まず、今回のW杯は例年に比べて
日本国内の盛り上がりがかなり欠けていると
大会前から感じていました。
それは
(森保監督のサッカーが面白くないから)
(香川・本田のような華のあるスター選手がいないから)
(選手の世代交代と共に国民の関心が薄れた)
など、様々な要因が関係していると思います。


そんな中、開幕したW杯
日本代表は、11/23 ドイツ戦で格上の相手に対して
大金星を挙げます。

ニュースやSNSで大きく取り上げられ
ドイツ戦後に日本のW杯が開幕したかのような
盛り上がり、ここから一気に
国民のW杯に対する関心が上がったと
SNSなどのメディアを通じて実感しました。

国民の注目が一気に高まる中
行われたグループステージ第2戦
11/27 コスタリカ戦
日本は敗戦を喫しました。
この試合後、選手・監督は国民から袋たたきにされ
SNSでの誹謗中傷や選手の親族・友人に対する批判など
あってはならない事が起こりました。

私は、過去を振り返っても
ここまで日本国内のサッカーに対する熱を
感じたのは、初めてではないか。と思う程
ドイツ戦後~コスタリカ戦後の期間は日本国内が
熱く燃えていました。
ただ、熱が高まりすぎた故に誹謗中傷等が
起こってしまったのも事実です。


私は、ドイツ戦後から異様な雰囲気を感じていました。
コスタリカは日本が簡単に勝てる相手ではないが
コスタリカ戦前から
グループステージ最終戦のスペイン戦の
報道がなされたり、
日本国内誰もが勝ちを予想している雰囲気
に疑問を感じていました。

確かに、大会前メディアでは
・ドイツには良くて引き分け
・コスタリカには勝ちたい
・スペインには勝機がある
この見方が多い中で
勝機のないと予想されていた
ドイツ相手に勝利。
日本国民の期待が過度に高まるのも理解できます。

ただ、2018年ロシアW杯後から2022カタールW杯
までの4年間、森保ジャパンの試合を観てきた私からすると
今回のW杯は、3戦全敗でもおかしくはない。

それほど、監督のやりたいサッカーが観てる側に
伝わって来なかったというのが事実。

アンチ森保監督ではないが
・戦い方に一貫性がない
・選手に、戦術に合ったタスクを振るのが下手
・選手選考と戦い方に一貫性がない
・試合中の修正能力の低さ
など、4年間、良くない部分が垣間見え
正直、今回のW杯に関しては日本に全く期待していませんでした。

4年間森保ジャパンの課題であった
押し込む試合展開で
勝ち切れない(なんなら負けてしまう)
ex.W杯最終予選アウェイ サウジアラビア戦
  W杯前の親善試合 カナダ戦

この課題がそのままコスタリカ戦の
スコアに現れました。

森保ジャパンを4年間追いかけた人からすると
見慣れた光景です。

「あ、いつものやつやん」って

そもそも3バックの3-4-3システムも
W杯直前で急造した
クオリティの低いシステムで
引いて守備を固める相手に対して
どう攻めるか、選手が完全に戸惑っていた。

この状況で、伊藤選手や鎌田選手などを
批判するのは腑に落ちない。


ごたごたと長く書きましたが
普段からサッカーを観ない層が
ドイツ戦からW杯に注目し
過度な期待がコスタリカ戦後の
批判に繋がったと言えます。

勿論、サッカーファンとして
W杯を機に、日本国内が盛り上がれば
嬉しいですが、
4年間森保ジャパンを観てきた私からすると
コスタリカ戦が批判対象になるなら
4年間ほとんどの試合が批判に晒せれるレベル

もともと、森保ジャパンの期待値は
サッカー界でかなり低かった中で、
ドイツ戦が良くも悪くも
ライト層を増やし
ライト層が勝手に選手を批判するという
滑稽な現象が起きてしまった。


結論、サッカーだけではなく
物事を語る・公に意見を述べる際は
物事の過去を完璧に学び
未来の在り方を見据えて
初めて、現在について語れるのではないか。

私は、浅はかな知識で
公に意見を述べるような
ましてや、批判を述べるような
薄い人間にはなりたくないと
今回のW杯の流れで感じました。

ただ、これが現状の日本の
国民性であり、今後も変わることのない
モノであると感じました。


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#日本の未来
#心理
#ワールドカップ
#日本代表
#物事も見方

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