マイスモールランド
こんにちは。
今年は夏服をネットでたくさん買ったので毎日何を着ようか悩むことがない...はずなほそいです。
今回は「マイスモールランド」の感想を書いていきたいと思います。
この映画は大学の授業で見たのですが、リフレーミング的な視点で見るというのが目的でした。
まず始めにリフレーミングとは...
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして違う枠組みで見ること。
同じ物事でも人によって見方や感じ方が異なりある角度から見たら短所でも別の角度から見たら長所になる。
ということをリフレーミングと言います。
自分を知るために多角的な視点で自分を見るというようなものです。
以下、ネタバレを含みます。
これから見る予定の方はお気をつけください。
ざっと説明をするとこの映画は高校生のサーリャとその家族の話なのですがサーリャ家族は在日クルド人。ただ、サーリャはその事実を隠して生活しています。しかし難民申請が通らず、家族の生活は困窮していきます。バイト先で出会った聡太に恋をしていましたがその恋も様々な環境に邪魔をされ、2人の間には壁ができてしまいます。
それでもサーリャは家族を支えながら一生懸命に生きていきます。
サーリャという人間は「普通の高校生」でもあり「家族を支える柱的存在」でもあり「在日クルド人」でもあり「聡太に恋する女の子」でもあると言えます。つまりいろんな側面を持っているのです。自分という人間がこんなにたくさんの肩書を持っているなんてあまり気が付かないのではないでしょうか。
この映画、とにかく考えさせられます。
見たらわかりますが日本の難民に対する扱いって本当に厳しいんです。この問題にはこれからもずっと関心を寄せていきます。
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