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アイドルに初めて祝花を贈ってみた 〜 日向坂46「5回目のひな誕祭」

「5回目のひな誕祭」最高でしたね。齊藤京子さんの卒業コンサートを含めて、横浜スタジアム 3Days大成功といっていい結果だったと思います。僕は、きょんこの卒コンとひな誕祭初日の2日間を現地参戦し、ひな誕祭2日目は配信で少しだけ見ることができました。早速、ライブのレポを、と言いたいところですが、今回はタイトルのとおり、この「5回目のひな誕祭」に際して、自身初めての経験となった推しメンへの祝花についてのレポを記事にしてみたいと思います。結論から言うと、祝花を贈ることはめちゃくちゃ簡単です。そしておそらくですが、推しメンも喜んでくれる。もし、少しでも祝花を贈ることに興味を持っている人がいたら、ぜひ参考にしてほしい、ハウツー的な意味合いで書いてみようと思います。

ということで、2024年になって始めた新シリーズ『2024年日向坂日記』もお休みです。(あれ、どうですか?読んでくれてます?)


はじめに

僕は、去年(2023年)、40代も半ばになってから初めてアイドルに興味を持ち、日向坂46を推すことになったわけですが、年末にオタク1年目を総括する記事の中で、来年の目標としてこんなことを書いていました。

今、興味があるのが以下の2つ。
・リアルミーグリ
・祝花
リアルミーグリはまあ、普通に次はこれだよね、って感じなのですが、ここに持ってきて「祝花」ですよ。笑。何も次々エスカレートさせようと思っているわけではないですが、ちょっと面白さも感じていて、タイミングと文脈が乗れば考えてみたいかなと思っています!

#20 【40代からの日向坂46】2023年オタク1年生の通信簿

タイミングとしては、やはりグループのバースデーライブである「ひな誕祭」ほどふさわしいものはないでしょう。11枚目シングル『君はハニーデュー』で盛り上がる中、ここしかないという状況でした。

なぜ贈るのか

1年オタクやっただけのオールドルーキーから見たら、推しメンに「祝花」を贈るファンというのは、いわゆる「ガチ勢」に他なりません。それがなぜ、たった1年の歴で贈ろうと思ったのか。ひとつは単純に「やってみたい」と思ったからです。1年間、初めての推し活として、ライブやミーグリへの参戦を始めとして様々なことを経験して、それがどれも楽しかった。自然と新しいやったことのないことを経験してみたかったという好奇心です。またそれはこうしてnoteで記事を書き続けているということも大きな要因でした。要するに「ネタ」になる。笑

そして、もう一つの理由は、非常に恥ずかしい話ではありますが、これもとてもシンプルで、推しメンに喜んで欲しいと思ったからです。「花を贈る」、古今東西、人類史上、これほど直接的に相手に好意を、愛を伝える方法があるでしょうか。(なんかあるだろ)例えば、レターを送る、グッズを買う、ミーグリに行く、どれもすべて推しメンに愛を伝える、応援する行動ですが、「花を贈る」という行為は少しだけ異なります。それは、運営よって用意されたサービスの購入、消費ではなく、ファンによる能動的かつ直接的な愛情表現ということです。逆に言えば、メンバー自身にとって「売上」に繋がる行為ではありません。ただ、これまでレターやミーグリを経験して少なからずメンバーとのコンタクトポイントを持つようになると、「花を贈る」という極めてプリミティブでオーガニックな愛情表現を彼女たちは純粋に喜んでくれるのではないかという信用みたいなものが生まれてきたんですよね。あとはやはり、リアルの実感。名前の持つ力というか。「花」という実物に対して、仮のものであれ自らの「名前」を添えて相手に届けることで、少し違う感度の応援を受け取ってもらえるのではないかと。

誰に贈るのか

僕には推しメンが2人いますが、今回、花を贈りたいという直接的な動機になったのは清水理央でした。(はいそこ、知ってたとか言わない)若干、誤解されつつありますが、現在もとしちゃん(加藤史帆)を推す気持ちに一点の曇りもないので、ここで以下の4つの選択肢が生まれました。

  1. 今回は理央ちゃんだけに贈る

  2. 元祖・推しメン、としちゃんだけに贈る

  3. 二人それぞれに贈る

  4. 二人で一つの花を贈る

大事な2人の推しメンなので、1と2は早々に却下です。たまに4のパターンも見るのですが、例えばそれこそ「としきょん」や「りおなな」、「源平合戦」、「おみそしる」などコンビとして知られているペアならアリかなと思ったのですが、「としりお」は聞いたことない・・・。「ディベートコンビ」はたぶん、成立してない・・・。ということで、潔く2人ぞれぞれに贈るしかないと覚悟を決めます。

しかし、小心者の祝花ルーキーはさらに悩みます。「一人で2人のメンバーに祝花なんか出したら、節操がないとか、調子に乗ってるとか反感買わないだろうか・・・」考え始めたら、本当にわからなくなったので、オタクの先輩方に聞いてみようかと悩みましたが、こんなときに便利だったTwitterのサークル機能はもうないし、わざわざDMで聞くほど大袈裟な話でもない。散々一人で悩んだ結果、結局「まあ、そんなこと誰も気にせんやろ」と覚悟を決めました。これがだいたい2月の終わりくらいですかね。この頃から、推しメンへのレターに「今回初めて祝花贈ろうと思ってるんだ!楽しみにしててね」などと気持ち悪い文章を送り始めました。(検閲に引っかかってないといいな)

ちなみに、動機の部分に関係するのですが、最初から贈るなら個人でとは決めていました。もちろん、グループで贈られる企画に参加する選択肢もあると思います。ただ、僕の場合は個人で贈ることにモチベーションを感じていたため、そこは最初からOne choiceでした。

スケジュールと業者選定

初めてで不慣れなことを考慮すると、3週間くらい前には動いておいたほうがいいかなとざっくり考えていました。ただ、どうやら運営からレギュレーションの発表があってから動くのが確実らしい。とは言うものの、レギュレーションの発表があると一気に注文が混み合うので、迅速に行動する必要もあるらしい。ということで、事前に業者選定を進めておき、レギュレーションの発表があったらすぐに申し込む、という流れを、3月に入った時点で決めておきました。

まずはネットで検索をしながら、坂道グループへの祝花の実績が多そうな業者(サイト)をピックアップします。その結果、以下の3サイトを最終候補としました。

1.Sakaseru

2.親切なお花屋さん

3.花助(HANASUKE)

ここから、予算、実績、注文の手順などの要素を比較検討して選定しました。結論から言うと、今回は3の花助(HANASUKE)にお願いすることにしました。

1のSakaseruは、フラワーデザイナーを選んで依頼する形式で、クオリティはとても高そうです。実際に掲載されている実績を見ても素晴らしいものばかりでした。ただし、花代が26,000円〜となっており、そこにプラス諸経費がかかるケースを考えると、他に比べて少し割高になりそうでした。今回は2つ注文することを考えると、少し順位を下げました。

2の親切なお花屋さんも、サイトに載っている実績を見るととても良さそうでした。ネットで祝花を検索ししたときにヒットする事例もこちらのものが非常に多い印象があります。ただ、事例に関してネットに具体的な料金が載ってなかったんですよね。「カスタム」みたいな表現で。さらに一番ネックだったのが、ネットで申込みをすると必ず電話がかかってくるという注文の方法でした。ある意味とても丁寧なのですが、僕の場合だとできればネットで完結させたい。それが大きな理由でこちらも、順位を落とします。

最終的に決定した花助(HANASUKE)は、一般的なECサイトのフローで商品をカートに追加して注文できます。商品はこんな↓感じで、ある程度タイプ別にテンプレ化されたものを選ぶことができます。

花助(HANASUKE)サイトより

花材の希望や、その他要望なども、注文時に記載して相談できるということで初めての挑戦としてはちょうどいい塩梅に思えました。お値段も上記の通り、税別20,000円〜ということで、2つ注文しても50,000円でお釣りがくる金額でおさまり、こちらに決めさせてもらいました。

申し込み

加藤史帆さん、清水理央さんへのそれぞれの注文ですがちょうど上記で貼り付けた画像に選んだ商品が表示されています。まず、としちゃんへは【青バラ入り】のスタンド花1段を、そして理央ちゃんへは【リボン付】のスタンド花1段を選びました。見ていただくと分かる通り、サンプルとして表示されている商品画像がまさにイメージにピッタリでした。ただ、サンプルはあくまでサンプルですので注文時に別途、花の色のイメージを伝えることができます。

こんな感じで花の色のイメージを指定

そして、備考欄でさらに詳しく要望を伝えます。としちゃんへはこんな感じで、、

加藤史帆さんのサイリウムカラーが「青×青」なので、青い花の割合を多めで制作いただけますと幸いです。

としちゃんの祝花へのリクエスト

理央ちゃんにはこんな感じ、、

清水理央さんの好きな花が向日葵なので、向日葵を使ってほしいです。 また、サイリウムカラーが「緑×オレンジ」なので、オレンジの花と向日葵をメインにしていただいて、緑が入っているとうれしいです。リボンもオレンジのものを希望します。

理央ちゃんの祝花へのリクエスト

としちゃんへの注文に対しては、すぐに注文完了のメールが届き、運営のレギュレーションに従った搬入・回収の予定などが記載され、手配を進めさせていただきます、と申し込み完了の様子です。一方で、理央ちゃんのほうの注文にはすぐにメールが送られてこず、しばらくして見慣れない番号からの着信がありました。電話には出れなかったのですが、すぐにメールが送られてきました。要約すると、こんな内容です。

現在、生花のひまわりは入荷がほとんど無い状況。
そのため、「オレンジの花と向日葵をメインに」といった要望が難しい。
オレンジ系の花材をメインに緑を少し入れて、入荷があればひまわりを入れて制作させていただく形でよいか。

この時期、ひまわりは難しいよ

言われてみれば、そりゃそうだ。
ひまわりだけ造花での提供も可能だよ、との提案ももらったのですが、それはちょっと寂しいかなと思ったので、先方のご提案通り、ひまわりは最悪無しで進めてOKですと回答して、注文は無事に完了。

事前の確認などはできないため、あとは現地での対面を待つのみです。今回はそういう意味でも、どうにか雨よ降らないでくれと祈るばかりでした。

現地にて

ひな誕祭の前日の『齊藤京子卒業コンサート』から祝花の展示は始まりました。僕も卒コンからの参加だったので、平日ながらなんとか仕事を早めに終わらせて現地に向かいます。ちょうど向かっている最中に、業者から実際の花の写真がメールで送られてきました。また、それとほぼ時を同じくしてTwitterのFFさんから「祝花見ましたよ!」とDMももらうなどして、一足先に写真は見ることができました。

そして、現地での様子がこちら!

いずれもイメージ通りで、しかも理央ちゃんのほうはしっかりひまわりの生花を仕入れて使用してくれていました!ありがとう!花助!!大満足の仕上がりです。(って書いたんですけど、よく見たらやっぱりひまわりじゃない気がしてきました笑、どっちでもいいです!)

さらに、現地ではこんな一幕も。。

ちょっと男子ー!

ゲンキンなもので、自分が祝花を出したとなると、「同志」である他のみなさんの祝花もしっかり見て回っちゃうもんなんですよね。お、どれどれ、いいねぇ、これはお金かかってるねーなど。笑

推しの反応は?

さて、ここまでは完全な自己満足。あとは、これがどうにか推しメンの目に届き、少しでも喜んでほしいもの。すると、としちゃん、理央ちゃんともに、当日すぐにトークで言及がありました。理央ちゃんからは、「全部写真いただいたよ、ひとつひとつのお花がうれしすぎて100倍頑張れる」と!としちゃんからは、動画で「としちゃん推しのみんなへ。青い祝花いっぱいありがと〜」と!へにょへにょした声で!これだけでこちらも十分に元が取れたってもんですよ!

さらに、理央ちゃんに関して言えば、急遽予定になかった4月14日のミーグリも1枠だけねじ込んでますので、そこでライブのお礼とともにこの話もできたりしたらうれしいなあと。(9枚あるし。。)

【追記】
4月14日のミーグリで祝花の報告できました。見ててくれました!

そして、その後のブログで手書きのメッセージ入りの写真をアップしてくれました。感激です!マジでうれしかった・・・。

【追記終わり】


としちゃんのミーグリは5月だけど、ライブの話はするだろうから、もし話せたら嬉しいですね。

まとめ

こんな感じで、今回は「初めての祝花」について、つらつらと紹介してみました。実際、贈ること自体は何も難しいことはなく簡単にできますし、何より、推しメンに直接応援の気持ちを伝えることができる、と個人的には思っています。そして、メンバーもきっと心から喜んでくれていると。信じることから幸せな推し活は始まるってもんですよ。笑

凝ったオリジナルのデザインや絵師さんのイラストなどはなくても、十分素敵な花を贈ることはできます。もちろん、そうした素晴らしい祝花の数々はより会場を盛り上げ、アイドルの活動を彩ってくれます。でも、自分のできる範囲でちょっと頑張ってみると、また一味違う推し活も楽しめるかなと感じました。やってよかったです。余裕がある限り、また次の機会にも贈ってみたいなと思います。

みなさんの推し活にも花の彩りを。(は?)

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