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競争社会を生き抜くための技術と処理速度の話

『選択肢をたくさん持って意識する処理対象を多くすると、処理することが多い分反応速度が遅くなって処理速度の低い器用貧乏になってしまう。物事に対して自分なりの法則を見出す、つまり他人の知らない情報を扱えるようになると発掘されていない利益を得たり意表を突くだけでなく、自分の精神や集中力を浪費しないようにリソースを分けて動き回れる様になる。』

80〜100点の成果を素早く次々と作り続けることが競争では大事であり、そのためには自分なりの考えと手札の蓄えが必要だということ。こうするとあらゆる状況に対して均一に意識を割くのではなく、意識を濃く持つ部分と薄く持つ部分を分けるリソース分配というものが身についてくる。この話の前提として現実には成果という評価基準と立ち回りという評価基準の2つが存在しているように思える。成果は80点以上を満たしつつ立ち回りの点数が高ければ高いほど次の成果までかかる時間が短くなりつつ利益を得ることができる。立ち回りについては「結果より過程が大事だ」という俗説で一般的にも考えられていることがわかる。しかし、失敗した人への励ましの言葉としてのニュアンスが強いためか妙に繋がりづらい概念同士に感じる。

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