ファミマのイートインが、なぜ人生の楽園なのか?
ずっと言ってるこのユートピア論について、あまり共感いただけないので理由を書いてみましたよ。ちなみに、駅前のイケイケ店ではなく、客少なめでテーブル席のあるイートインの場合です。
何一つ前向きな空気がない
・内装の主張がない、音楽がない、つまり刺激がない
・かといって不潔ではない
客もしかり
・友達と話そう、仕事しよう、うまいものを食べよう、など欲望を持っていない
・ただそこに座っている体温のある物体
しかし自由がある
・入口の扉がない、つまり入店の手続きがない
・店員のサービス感、つまり圧力がない
・コンビニで買ったものが自由に食べられる
そしてなにより
・無料、つまり店から感謝されない
このように、刺激や感情をゆさぶる外的要因がすばらしく薄い。まさに日常空間におけるダンマーディッチャ(ヴィパッサナー瞑想の聖地)。こんな空間、他にあるでしょうかと。
※ファミマイートインにて執筆
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