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音ゲーがきっかけで音楽との接し方が変わった気がする

どうも、HONOKAです。

先日beatmaniaIIDX28 BISTROVERのサントラが発売されましたね。

散々筐体でプレーしている曲もありますが、家でゆっくり聴きたい曲なんかも沢山あるので、音ゲーにハマってから、IIDXのサントラはほぼ毎作買っております。
今作のデフォで収録されているIIDX EDITIONのRomanticが止まらないのL.E.D.リミが、思わず全難易度フルコンしてしまうくらい好きなのですが

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(ビギナーなんてもはやアリーナで投げられでもしないとやらないのに……)

なんとULTIMATE MOBILEのミュージックプレイヤーやiTunesのDL購入だとトラックにないらしいんです。由々しき事態ですよね。
版権ってそういうとこあるので、やっぱ買うならCDだなあ~なんて。(と思ってたら、iTunesストアにはありましたね。Rootageサントラの時や今回も配信開始直後は版権リミが入っていないって言ってた方を見かけたのですが、時間差で追加だったとかなのかな?失礼いたしました。)


音ゲーにハマるまであまり音楽を聴く人間ではなかった

とまあ、こんな感じでゲーセンに行かない時でも曲を聴いたりするのですが、前はこうやって日常で曲を聴く習慣そこまでなかったような気がするなーとふと思います。実は音ゲーを始めるまでそんなに音楽聴くタイプじゃなかったんですよね。

テレビとか全然見なかったし、最近の邦楽は何が流行ってるとかもあんまり興味がなくて。
アニメの主題歌とかキャラソンとか、そういった類のものを聴いてたりはしたんですが(KOTOKOとかアリプロとかなんかその辺)、特段これが好きというジャンルがあるわけでもなく、なんとなくいいなと思うものを適当に消費する程度で音楽というものにはあまり縁がない生活でした。

当時ハマっていたジャンルの絵師さんがポップン好きだったり、クラスで音ゲー始めた子がいたり、そこからいろいろあって音ゲー(ポップン)にハマったのですが、そもそもポップンも、キャラが可愛くて気になったからという、音楽とは全く別方向のきっかけでした。BEMANIというブランドがあるのも分かってなかったです。
当時は沼がこんなにも深いとは知らずに……。


たまたま遊んだ曲がきっかけで曲に興味を持つ

初めてポップンをやった時のことは今でも覚えてます。人目につかないよう勇気を振り絞ってクレを入れたものの操作全然わからなくって、曲数が大量にある中どうしようどうしようって悩みながら、プレビューがなんかすごくいい感じの雰囲気だなと思ってたまたま選んだのがSecond Heavenでした。
ポップンでは当時まだ曲名ではなく、ジャンル名表記が主流だったので、正確にはハンズアップという認識でしたね。

なんでそんなテンパり状態だったのに曲を覚えていたかというと、「三倍アイスクリーム」の空耳のおかげでした。三倍アイスクリームでググって、そうそうこの曲!ってなって、そこでRyu☆さんを知りました。

-----余談-----

音ゲーハマる前は東方ボーカルアレンジにハマってて、サンホリの漢字シリーズのアルバムとか買いに夏コミの行列並んだりとかするような学生でした。
で、その頃に聴いたtaboo tears you upっていうIOSYSのアルバムに入ってた曲に同じサンプリングが使われてたので、「この空耳知ってるぞ!」ってなったんですよね。実際は逆で、東方アレンジがパロってる側と後になってから知りましたが……w
このように東方アレンジ→音ゲーという順序でハマっているのでIIDXにサンホリ・IOSYS・幽閉サテライトなどが参加した時はビックリしました。

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セカ天がかなり個人的に衝撃的で、ポップンって割と歌モノ系とかキャラソンみたいな曲ばっか入ってるっていう先入観があったので、こういう曲もあるんだ!?ってなったんですよね。(まあ、ポップンの曲ではなく元々はIIDXが初出だったということを後々知るんですが……。)

どことなく哀愁漂うトランシーな雰囲気やドロップで一気にブチアゲ感が増す構成、とにかくすごく好みの曲調だったので、セカ天みたいな曲を他にもやりたい!でもポップン曲多すぎてわからん!このRyu☆さんって人の曲を調べればいいのかな?って少ない情報から必死に探したりしてたんですがyoutubeには今ほど譜面動画とか充実してなかった時代だったので苦労しましたし、そもそもポップンにRyu☆さんの曲はあまり入っていないし、実はその人のホームグラウンドは7つのボタンとプラス皿なゲームの方でそっちをやらないといけない、と知るのはまた先の話。


音楽ジャンルという概念を知る

私はこの、"セカ天みたいな曲がやりたい"と気持ちになった時、それをどう言語化していいのかまったくわからなくて……音楽にジャンルがあるということをあまり知らなかったのです。
(それが分かったら当時あんなにネットの海を彷徨わなかったと思う)
リフレクでBrokenとか初めて触った時なんか、うわぁーーーめっちゃ好き!!!って感動しました。
それで最終的に行き着いたのがビタチョコなんですが、どことなく壮大だったり、キラキラした音に惹かれる性質があるっぽい。

……話が逸れましたが、そのように私は音楽のジャンルというものが分からなかったので、
「歌があるやつ」と「歌がないやつ」って言ってました。
歌がなくて、でもなんか綺麗な感じのやつやりたい!みたいな。(語彙力……)

歌があるやつと歌がないやつ。

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これに応募して採用されたやつ。
その節はありがとうございました。(この直後にUSAOさんのエピソードが取り上げられて一瞬で埋もれたのめっちゃウケたw)

ちなみにまったく知らない人に勝手に引用されてプチバズりされてました。(怒ってないです)

ジャンルというのを少しは理解できつつある今だからこそ言えますが、「歌が入ってないやつ」の中にも色々な分類があります。トランス・テクノ・レイヴ・ユーロビート……などなど。音楽ゲームをやってる方には既に馴染み深いものではあると思います。

しかしこれは大枠に過ぎず、またその中にサブジャンル的な分類もあるんですよね。
例えばハードコアとひとくちに言っても「MAINSTREAM」「UK HARDCORE」「HAPPY HARDCORE」「HARDSTYLE」「SPEEDCORE」……。
更に刻むと「HARDSTYLE」の中に「EUPHORIC HARDSTYLE」とか「RAWSTYLE」とか「PSYSTYLE(HARDPSY)」とか、あーもうわけわかんねーよ!って笑
なんか動物みたいですね。ハードコア目ハードスタイル科ハードサイ属。

とはいえ余程の興味がない限りこんな細かく覚える必要は正直まったくないんです。生活する上でこの知識がなくても何も支障はないので。
ただ、例えばの話ですが、"私はHARDCORE好きになりがちかも"と思って片っ端から聞いていると、同じHARDCOREなのにめちゃめちゃ好きなものと、特になんとも思わないものに分かれることもあると思うんですよ。そこを突きつめてより自分好みの曲をもっと簡単に探す手段としてこのジャンルの細分化が役に立つって感じですね。
一口にハードコア好きです!って意気投合してもUKHC好きな人とガバ好きな人じゃ話噛み合わない、とかもありますし……。

逆に、ここまで細かいジャンル分けまで把握する必要はないのにこうした音楽ジャンルを知れたのは、ポップンやIIDXがきっかけだったのが本当に大きいです。
現行でDJやられてる方なんかも、音ゲーきっかけでそのジャンルの沼にハマりました!みたいな人もいますし、少なからず影響を与えているんじゃないかなとか。


「知ってる曲があるから音ゲーやってみよう」ではなく「音ゲーをやっていたから知ってた」が生まれる

IIDXはじめ音ゲーきっかけで音楽に興味持てたし、昔に比べると邦楽を聴く機会も増えたなと感じています。
連動などでBEMANI機種はひと通り触ったことがあるのでIIDX以外の機種もたまにやるんですが、一時期ノスタルジアにハマってた時期がありました。

ノスタルジアは定期的に版権の曲を追加してたりするのですが、ノスタルジアで初めてバルーンさん(須田景凪さん)の「シャルル」を知って、この曲めっちゃいいなあ……ってなったんですね。
それがきっかけで須田さんのアルバム買ったりライブ行ったりするようになりました。
更にそこから他のインターネットミュージックに手を出してyoutubeでMVを見たり……みたいなことが増えて、割と最近のヒット曲などがわかるようになったなって思います。

それまで音楽を聴く習慣がなかったから音ゲーの曲ばっか聴いてた人間が、音ゲーきっかけでメジャーシーンの音楽にも興味を持つという……果たして私以外にもそんな方っているんでしょうかね?
リフレクや指は割と版権をよく入れていたので、知ってる曲あるならやろうみたいになる方もいたのかもしれませんが、その逆パターンもあるよという話でした。


音ゲーがなかったら生活にここまで音楽が介入することもなかったかもしれません。音ゲーはある意味、音楽との縁結びをしてくれるツールだと感じました。

人それぞれかもしれませんが、音楽の聴き方が以前と大きく変わったなーとすごく思います。

自分が気持ち良いと思う音、共感できる歌詞、など音ゲーがあったからこそ知り得たことですし、カッコイイ曲と沢山出会えて良かったです。

自分が好きになりがちなアーティスト・ジャンルがわかると好きな曲が探しやすくなるので、音ゲーを何となくやっている方も気が向いた時に違う視点から遊んでみると、新たな発見があるかもしれません。


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