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スーパーカブで100キロ超えの道のり!山越え谷越え宮津市へ!

 新拠点宮津市での私の唯一の足、スーパーカブ。実家から軽トラに積んでくることもできたけど、どうせならちょいと旅したいやん?ということで、自らスーパーカブに乗り、京都市から5つの市町を越えて宮津市までやってきた。(出発の数日前、大きな家具類は事前に車で引っ越しを済ませており、その日はとんぼ返りで実家に帰宅。カブで持っていくものは残りの衣類くらいやったかな。)

 排気量110ccなもんで、もちろん高速道路は使えず。それに100キロ超えの道のりをソロツーリングしたこともないし、カブにスマホを取り付ける装備はなく、しかし代わりに方向音痴という特殊能力を備えている私。でも私だけかな?なんか謎の自信だけはあるよね、方向音痴の人って。とりあえず事前にGoogleマップを見て、初めは9号線をまーっすぐで、途中どこかで27号線に逸れるということだけを頭に入れた。

 さて、荷物を積み、家族にお別れを告げていよいよ出発。まずは9号線をまっすぐ進むと亀岡市…の前に早速渋滞。なにかと思えば車両事故。どうか無事であってくださいと思うと同時に、出発早々事故のないように気をつけようと気が引き締まった。

 そして南丹市…は気づいたら通り過ぎてた、、、からの京丹波町。高速道路の発達により残念ながらも潰れてしまった大きな道の駅。あったら絶対寄ってたのにな。

 ここまでで約2時間。恵まれたお天気の下ノリノリで走っていたら休憩を忘れてた。ノーマスクで走ってたけどそろそろ花粉の猛撃にやられつつある。どこかでひと休みしたいところではあるが、次の綾部市までいい感じに寄れそうな所が見当たらず。必死に綾部市まで辿り着き、結局コンビニに駆け込んだ。どこにでもあるやないか〜。まあ仕方ない、お昼ご飯とマスクを購入してパワーチャージと花粉対策。

いや、ザ・タイマーズのZERRY(忌野清志郎)やん

 そして最後の寄り道、舞鶴市。この辺りから標識に“宮津市”の文字が見えて嬉しかったのと同時に、旅の終わりが近づいているという寂しさを感じた。しかし舞鶴では行きたかったお店が一つある。それが喫茶店「若」。以前宮津に遊びに来た時に知り合った方からおすすめと聞いていた…んやけど、扉には「本日休みます」の文字。うそやろ〜!まあ仕方がない。これくらい日常茶飯事。いつかリベンジする。ということで、また時間が空いたのでマップを漁る。なんか海沿いにある良さげな公園発見。とりあえず行ってみると、桜が綺麗すぎ〜!車も満車やし地元の人もちらほらいはる。どうやらこの時期、ここ匂崎公園は桜の名所らしい。

 ここで小一時間ほど時を過ごし、そろそろ宮津市へ。

 由良海岸の方から絶景の海沿いを走り、これぞツーリングな気分。案外短かった旅のエンディングに浸りながら、まるで物語の主人公のような心持ちでゴール地点の宮津市に到着。

 まだまだルート通りに走ることで精一杯でソロツーリング初心者だなと感じたけど、にしても案外いけるもんだなと自信もついた。

 そしてやっぱり、スーパーカブはこれでいい。のんびり下道が似合うのがスーパーカブ。時間を作れるようになったら、まずは国内カブ旅でもしてみようかな。

 では改めて、これよりアニーの宮津生活はじまりはじまり〜!


アニーが宮津市に越してくるまでの経緯はこちら↓

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