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ブランド論の歴史とこれからについてA4、1枚手書きでまとめてみた

こんにちは!奈良と申します。今ウォンテッドリー株式会社で広報をしています。「シゴトでココロオドルひとをふやす」をミッションに掲げているウォンテッドリーは奈良の4職目で、無事ココオオドル日々を送っています。

PR代理店から事業会社にうつり、半年以上が経ちました。ザ・広報に求められることをこなしながら、セクショナリズムに陥らずに「やったほうが良いことはできる人がやればいい」の精神で色々と顔を突っ込んできました。

中でも、ブランド論は非常に奥が深くというか解釈が分かれるというか、代理店時代の経験や、様々な賢い方が語る内容、書籍に頼っても、「あぁブランドってこれなんだ!」と腹落ちすることが難しかったです。そもそも多面的なものなので、画一的解釈は難しいとはいえ、「これです!」と言いたい自分がいました(そんな人がインハウスのマーケ、PR担当に多いんじゃないかと勝手に思いつつ…)

水野学さんの非常にわかりやすい本や、インターブランドというブランディング会社の本、ブランド論界の神と言われるデイビットアーカーさんの本などを読んでも、中々ピンとこないというか、「そゆことね!」とはなれない自分がいました。

そんな中、元博報堂の磯部さんの本は自分にとって非常にわかりやすく、内容を拝借させていただきながら、ブランドに関して言語化できればと思います。

何度も読み返し、ブランド論がたどってきた歴史と、今何が大事なのかをA4一枚にまとめてみました。(賛否両論あると思いますが…)

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ブランドというものが如何に市民権を得て、現場のプランニングの場面で使えるように要素分解され、流通する情報量が拡大する中で何が重視されるようになったのかをまとめてみました。

ブランドが定義され始めた1950年代、ブランドが広告部のものではなく、経営目線で重要な資産として認められ始めた1980年代、ブランドをどのように規定し、実装していけばよいかが固まり始めた1990年代からのブランドアイデンティティ論時代、そして視覚と聴覚からなる広告コミュニケーションからの逸脱を消費者が求め始めたことに端を発したブランドエクスペリエンス論、多くのものがコモディティ化し、「世界をどうよりよい場所にするか?」が求められるSocial goodの時代。

歴史をたどるとわかりやすいと感じました。磯部さんの本、名著です。(歴史が苦手な自分でもすいすい読めました)

代理店時代、「テーマが何であっても、A4一枚にまとめられないうちは理解できていない」と言われていたのを思い出しつつ、サインペンとA4の紙を引っ張り出して書いてみました。(モノクロで恐縮です…笑)

今まで、「ブランドって一言で言うと何なの?」 と聞かれた時、結構ぶれたものですが、これからは

「『らしさ』の記憶と、世界への『約束』」と答えようと思います。
(全然違うよ?となったら磯部さん、ごめんなさい汗)

詳しくは、ぜひ磯部さんの本を読んでみてくださいね。

それでは、また。

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