それはどの責任を指す?

仕事でプロジェクトを進める時に、「これはあなたの責任だから、ミスのないようによろしく。」と言われた。

しかし進めていくうちに、実際に自分がどこまでの責任があるか、私は分からなくなってしまった。

そんな時はビジネスフレームワークで考えると役割が明確になるそうだ。

RACIというビジネスフレームワークがある。
以下の単語の略がRACIである。

Responcibility:実行責任者
業務を実行する人

Accountability:結果責任者
最終決定件または結果に責任を持つ人。
プロジェクトが遂行できなかった時に責任を取る事。

Consulted:協業先
プロジェクトを遂行することに関して相談を受け、アドバイスを与える。

informed::報告先
進捗報告をすべき人

上記を明確にすることで、円滑にコミュニケーションを行い、プロジェクトを遂行させることが出来る。

例えば、プロジェクトの内容が適切でなかったとき、どの人に責任を求めるかを考えるとしよう。この場合は内容が適切でないのは結果になるのでAccountabilityが責任を持つ。

Responsibilityはあくまでも実行責任になるので実行に関しての責任を持つのである。

このように何か問題があった時に、問い合わせる先が分からず、たくさんの人が混乱しないよう、明確にすることで円滑にコミュニケーションをとることが出来る。

よってプロジェクトを行う際は必ずRACIのビジネスフレームワークを使い、役割分担を考えることで、スムーズに遂行できるのである。


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