必ず常備。煮卵とサラダ
母が元気だったころ、毎週末に実家へ行き、1週間分のあれこれを届けていましたが、煮卵とサラダは欠かさず持って行っていました。
思いつきで始めたら、思った以上に母が喜んでくれたので定番品になりました。
サラダの内容はレタス(だいたいサニーレタス)と水菜だけ。ほかに玉ねぎとかきゅうりとかもいれてみたことがありましたが、水分が出過ぎて腐敗をはやめてしまうことに気づきやめました。またキャベツも一日しかきれいさが保てない。すぐに茶色くなり始めるのです。
いろいろためして一番良い状態で数日保てるのは「レタスと水菜のサラダ」ということに落ち着きました。
つくる作業はたいしたことないのですが、毎週ともなると正直、面倒になることもあり、また、野菜が高騰した時などは躊躇することもありました。
でも無かったら母はガッカリするだろうなと思うと、これだけは必ず持って行こうと決め、母が施設に入ってからも時々持って行っていました。
「おもいっきりたくさん野菜が食べれて嬉しい」と喜んでいました。
母の分を用意するとき我が家の分も用意しました。
一緒にちぎって洗って水切りでよおく水を切りビニールにいれておく、それだけなのですが、これが本当に便利です。
朝食にもお弁当にも夕飯にも袋から取り出すだけで
いろどり的にもバランス的にもいい感じになるのです。
また、煮卵も絶対に無駄になることはなく、
お弁当にはもちろんのこと、ルーローハンとか中華丼にのせたりお粥やラーメンなどちょっと添えるものとしても重宝します。小腹がすいた時の子どもたちのおやつにもなったり野球をやっていた次男のおにぎりの具にもなりました。
半熟タイプが好みなので(私が)時間を測ってゆで卵をつくりますが、卵の大きさで黄身のゆるさが思い通りにいかないこともあります。思ったより硬めにできてしまったときはつゆに漬けず、たまごサンドやポテトサラダなどに使います。
煮卵とサラダ。
母はもういませんが、母が残してくれたこの習慣を
これからも毎週続けていきたいと思っています。
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