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美術検定4級合格をめざします!⑫Michelangelo Buonarroti

⑫ミケランジェロ・ブオナローティ1475-1564

「天地創造」<システィナ礼拝堂祭壇画>

【ルネサンス】イタリア  壁 フレスコ 
ローマ、ヴァティカン宮殿

「アダムの創造」
神が人間を創造し、命を与えるエピソードの象徴となっている。

◆「神のごとき」と称されたミケランジェロは彫刻、絵画、建築すべてに堪能。「ルネサンスの巨人」とも呼ばれている
◆13歳で入ったギルランダーイオの工房で修行中に才能を見出されメディチ家宮殿で暮らすようになる
◆ローマ教皇ユリウス2世からこの壮大な天井画制作依頼を受けたとき、彫刻制作の妨げになると嫌がり、当初断った
◆描かれているのは「旧約聖書」に記された「創世記」の9つのエピソード
◆「天地創造」は総勢300人が登場する圧巻の天井画

「最後の審判」

ローマ、ヴァティカン宮殿 システィナ礼拝堂

1533-1541

◆世界の終末において、神が人類の罪を審判
◆60歳をすぎてからの作品
◆ほぼ一人で描き上げた。中央にイエス、右側に地獄に堕ちてゆく人々、左側には天国にのぼる人々。

「ピエタ」

大理石 サン・ピエトロ大聖堂

1498-1500

◆ピエタとはイタリア語で「あわれみ」とか「なぐさめ」という意味
◆24歳の時に制作した彫刻。「死せるキリストを聖母マリアが抱き、悲しみに暮れる場面を表す像」一躍名声を高めた
◆常々「私は彫刻家であって画家ではない」と言い張っていた
◆この彫刻のある建物サン・ピエトロ大聖堂は劣化のため大改修することになり、建築家ブラマンテ造営主任となり1506年から始まった。クーポラはミケランジェロの設計によって完成。直径約43m高さ約137m。ミケランジェロ72歳の時に手掛けた
◆ミケランジェロ、88歳で亡くなる

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