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目が良すぎる

日曜日だ!!!

どうもこんばんは、週末のnote更新です。

note拝読しました。わたしもつい数日前、奥歯にひびが入っており差し歯にせざるを得ない状況だと判明し、かなり不安でほぼパニックになっていました。今仮の蓋はしてあるものの奥歯が一本ぽっかり無い状態です。また、わたしも何年も前に歯の神経を抜いており、今回と同じ歯です。歯のトラブルはショックが大きいですよね……紺さんの治療が無事終わりますよう願っております。

おお…パニックになるの分かるぜ。なんせ私もほぼ全く同じ状態だからね…。

私は寝る時に歯軋りをする悪癖がある(らしい)。らしいと書いたのは、私は完全に深く眠っていて全く気が付かないからだ。一緒に寝ている人間から、”めちゃくちゃ歯軋りしてるよ!!”と指摘されて初めて気がついた。

担当の歯科医に”歯が削れるとまずいからこれを着けなさい”と1年くらい前にマウスピースを処方してもらったのだが、その後なんとなく面倒になってつけなくなり、今に至る。

先日3ヶ月ぶりの歯科検診を受けたところ、”歯がちょっと割れてますね。マウスピースつけてます?”と言われ、歯医者の椅子の上で小さくなりながら、”スミマセン…ツケテナイデス”と答えた。先生、本当にすみません。

そんなわけで、来週、歯に対する大掛かりな治療をすることになってしまった。正直めちゃくちゃ嫌だ。嫌すぎて、”歯 割れた 治療しなくても平気”とかでGoogle検索をしまくったが、平気じゃないことが判明しただけだった。アーーーー!!

なんか歯をめちゃくちゃ削るらしいです。すでに神経を抜いた歯だから痛みはないと言われたが、それでも怖すぎる。フォロワーたち、手を強く握ってて欲しい…歯医者ってまじで怖いから…。

正直、お産の時ですらこんなに怖がったりはしなかった。産科は専門ではないとはいえ、私には医学の知識が一応ある。お産は最中に何をされるかだいたい分かっていたから、あまり怖くはなかったんだと思う。歯医者に対する恐怖は何をされるか分からないが故の恐怖が大半を占めている気がする。口の中から工事現場みたいな音がしているのに、何をされているのか分からないのって怖すぎる。

歯がちょっぴり割れているらしいが、今のところ生活になんの支障もない。検診に行くまで割れていることにすら気が付かなかった。でも、これ以上歯に何か起きるのは嫌すぎるから、検診に行った日から真面目にマウスピースをつけて寝ている。このまま歯科受診から逃げても何も起きないんじゃないか…?という甘い考えが湧いてきそうになるのを無理やり押さえつけてこのnoteを書いている。だって、また数年受診をサボったりしたら神経を抜くハメになるかもしれないからね…それだけは絶対に嫌だ。


話は変わるが、先日金曜ロードショーで放映されていた『もののけ姫』を録画しておいたので、初めて通しで観た。大ヒットした作品だという印象が強かったので、ストーリーのシンプルさとしてはポニョや千尋と同程度のレベルを想定していたのだが、それをはるかに上回る複雑さでかなり困惑した。

Twitterにも書いたのだけれど、宮崎駿の真骨頂はサンやアシタカのようなヒロイン/ヒーロータイプの人間の描写ではなくて、本来スポットライトの当たらない、市井の人々の描写だと思う。『もののけ姫』では何より、たたらばの名もなき人々の描写に気迫を感じた。

宮崎駿自身が才能に溢れた不世出の天才であるだけに、どうしてこんなに凡人の気持ちや行動が具に理解できるんだろうと、ジブリ作品を観るたびに思う。はるか上空を飛ぶ鳥が地面に落ちた塵の模様まで見えてしまうような、そういう良すぎる目を持って生まれてきた人間ってどんな葛藤を抱えているんだろうと、ジブリ作品を鑑賞中はそんなことばかり考えてしまう。

Big Love…