息子の嫁の妹からもらった二つのプレゼント

息子の嫁の妹からもらった二つのプレゼントの一つは、私の誕生日祝い用としてのワインと、妻用の韓流ドラマDVDでした。

ワインは、コルク栓付の750ml瓶でした。最近は、ワイン飲むといっても、300mlぐらいのコルク無しの小さなもので、寝る前に飲みきることができるものしか買ってなかったので、さてと困ったものだと、内心では困ってなくて、妻向けに呟いてみせた。

まず、コルクあけるものあったのかと不安になった。何しろ１年前に神戸に引越してから、こうした小物は、いったいどこにしまっているのかという状態なためです。

ところが、意外と早めに居場所が分かった。そこまではよかったのだが、コルクがかなりの硬さで、中々ねじ込むのに苦労した。以前の経験では、こんなときはコルクがボロボロとなり、最悪コルクを押し込んで、あとでコルク屑をフィルターでこしてから飲んだようなこともあったので、そんなことも考えていた。

幸いにも、そんな状態にはならずにすむほどに、しっかりしたコルクだった。だが、開けてみると、今度は、瓶口を蓋をしようとすると、硬すぎて、押し込めなくなった。いよいよこの大ビンを一晩で飲まなければならならないと決心した。

別に決心しなくても、コルク以外のどんなものでも栓をすれば良いことだけどね。だが、もう一つの言い訳として、ワインの飲み残しはまずいという固定観念というものもある。

ということで、一晩で全部飲み、ソファで寝込んでしまい、夜中３時に目が覚めたときは、ここはどこという状態でした。

そして、妻のDVDです。もらってから数日経過した今朝になって、DVDプレイヤーあると聞いてきた。

あるには、あるが、前述したように引越後なので、何処にしまったのかは分からない。探し回って、見つけたのが二種類のプレイヤーでした。

一つは、２０年前のもので、電源コードが見つからない。もう一つは、１０年前のブルーレイも再生できるものでしたが、リモコンが見つからない。要するに、どれも使いものにならないのです。

じゃ～しょうがないと、私のパソコンはDVD内蔵されているので、これを貸すしかないなと思うと、今度はディスクを挿入したのに挿入されていませんとなった。踏んだり蹴ったりです。

そもそも、今や、ネットフリックスやアマゾンプライムなどのネット動画が主流で、DVDなんて、もはや、過去の遺物的な感覚でいたのだが、そうではなかったようだ。

韓流ドラマファンの息子の嫁の妹は、ネットにはないようなDVDを購入して観ているようです。それを同じく遅目の韓流ドラマファンとなった妻にプレゼントしたようです。

不定期に居酒屋で彼女たちと飲み会をするのですが、二人は韓流ドラマの話題を仲良くペチャクチャと喋っていた。ほんの１年前までは私も韓流ドラマを観ていて、決して嫌いなわけではないですが、最近の話題にはついていけません。

息子は、「妹は、自分の義母には、まったく寄り付きもしないのに、何で、私の嫁の義母となるオカンとは、仲がよいのだ」と言って呆れている。

息子の嫁も大の韓流ドラマファンなので、この三人からは、蚊帳の外状態です。二人は、酒飲み放題を注文しているぐらいで、ガンガン飲みながらの中、飲めない妻とは会話がちゃんと成立している。

飲めない息子と妹の旦那は、一通り食べ終わると、さっさと外に出て新開地の街並みを散策している。酒好きな私は、酒仲間として彼女たちの会話に参加しています。