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阪神と阪急

2006年に阪神と阪急は経営統合されているのだから、今回、阪神が優勝したことにより、阪急百貨店も、優勝セールを行っても良さそうですが、していないようです。

パリーグ優勝チームのオリックス・バッファローズといえば、阪急ブレーブスの後進のチームであり、老人からすれば、いまだに、阪急のチームというイメージが強いが、実際には、阪急はオリックスに球団を譲渡しているわけで、阪急とは関係はない。

2006年に村上ファンド問題で、阪神は窮地に立たされていたところを、阪急と経営統合することで、阪神は救われたという経緯がある。阪急としても、一度手放した球団経営を17年ぶりに復活したというメリットは、あったのだろうか。

2005年には、堀江貴文(ホリエモン)による、ニッポン放送買収問題があったばかりなので、阪神ファンとしては、この村上ファンド問題は、かなりナーバスになった。堀江問題のときは、フジサンケイグループでは資産規模がかなり小さいニッポン放送がフジテレビの親会社となるイビツな経営構造を揺るがしたという問題であり、むしろ堀江氏を応援していたぐらいだった。

その後は、村上ファンドの村上世彰も堀江貴文も逮捕されている。出る杭は打たれるの典型でしょう。あの頃の二人は鼻息が荒かったので、それを、良からぬこととして、征伐したいという勢力からの圧力があったのかな。村上ファンド問題のときは、阪神ファンからの不満、不安の声が高まっていたことも影響した、と聞いている。

なんか変だな、この記事の書き始めは、村上ファンドのことを書くつもりは、まったくなかったが、経営統合となると、こうなってしまう。

阪急電車、阪神電車共に利用しているが、新開地駅から、西側に住んでいる者としては、阪急電車はすべて、新開地止まりというのが不便でしょうがない。

その上、阪神電車と山陽電車は、阪神梅田~姫路間を双方が乗り込んでいるが、山陽電車の阪急路線への乗り込みは阪急三宮までです。

これは、1984年に、阪急神戸線六甲駅構内で山陽電車と阪急電車が衝突したという事故があり、その影響もあるのか、と想像している。実は、この阪急電車には、母が乗っていたが、何事もなかった。

経営統合したとはいえ、両者は、体質と経営方針も異なっているので、優勝セールを実行する、しないの違いがあるのは、当然だろう。

阪急創業者の小林一三氏は、宝塚歌劇団と球団は手放すなと言い伝えていたようでしたが、歌劇団は残っていて、球団は手放した。優勝回数も阪神よりかなり多いが、人気という面では、阪神に劣っていたために、経営的にも、手放さざるを得なかったのでしょう。

昔の阪神OBで、巨人戦だけは、アルプススタンドも解放していたが、他球団との試合は閉めていたぐらいに、観客は少なかったと言っていた人がいた。巨人戦だけでも満員になれば、それで良かったのだろう。最近は、かなり様変わりしているが・・・・



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