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東京都知事選挙後、蓮舫さん叩きに加えてリベラル叩きも姦しい

東京都知事選挙は現職が勝利したことで、SNS上では、蓮舫さん叩きに加えて、リベラル叩きが姦しい。

東浩紀さんは、Xでリベラルについて下記ように投稿しています。

アメリカにも共産主義はあるとウィキペディアで調べて反論する人たちに対しては、共産党員は数は少ないので、大きな枠では保守(共和党)vs リベラル(民主党)だと牽制している。

冷戦期には、自由主義(アメリカ)と共産主義(ソ連)と対立していたわけですから、日本では何で立憲+共産党の支持者がリベラルを自称するのかと疑問を呈するのは、分からないではない。

しかし、それを言うのなら、自民党+公明党の支持者も保守を自称しているのは、どうなのと考えてしまいます。

アメリカ建国当初にあった対立軸は、大きな政府をつくるべきとする連邦主義派とこれに反対する反連邦主義派の争いぐらいだった。当時は連邦主義派が保守で、反連邦主義派はリベラルだった。

その後、政府の果たすべき役割をめぐる変遷に伴って、保守とリベラルの意味も変わってきた。

そして、今では、連邦政府の介入で社会の改革を推進するリベラル(民社党)と、連邦政府の介入を嫌う保守(共和党)と、まるで建国当時とは真逆の意味となっています。

アメリカでは、保守が伝統的価値を重んじる立場で、リベラルが自由な意思決定を重んじる立場となる。

一方、保守を自称している自民党+公民党の政策は、どうでしょうか。その時々のアメリカ政権に寄り添う政策しかできないのですから、保守と自称するのは、ーーー東氏の言葉を借りるとーーー本来おかしいはずです。

そもそも、公民党は仏教教団である創価学会を基盤としている党であり、自民党と長年にわたり連合しているおかしさには触れずに、やたらと立憲と共産の連合を批判するのは、不条理な話しです。

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