見出し画像

ゴミ収集についての神戸市と尼崎市の違い。

今年の2月に尼崎市から神戸市に引越したときに、戸惑ったのは、ゴミ区分けの種類が増えたことです。

尼崎市では2種類でしたが、神戸市では2倍の4種類となりました。

尼崎市では、指定ゴミ袋は1種類しかなかった。一方、神戸市では、4種類あり、それぞれ青(燃えるゴミ)橙色(容器包装プラスチック)透明+字体が青色(缶・ビン・ペットボトル)緑(不燃ごみ)と色分けした指定袋があります。

したがって、わが家では、4種類のゴミ袋が部屋中に散在しているのです。さらに、菓子類の袋は、紙なのか、プラスチックなのかの判定を、妻と確認しあうのです。中には、プラスチックと明示している袋もあったので、驚きつつ、これは神戸市のためなんだろうなと推測しました。こんな時は、尼崎では、なんでもかんでも、燃えるゴミ袋に入れていたことを懐かしんだものです。

さらに、尼崎では、ペットボトルも燃えるゴミ袋に入れて良かったのですが、さすがに、これはビン・缶と同じ袋に入れていた。唯一、私が暮らしていた賃貸マンション限定でしたが、途中から、アルミ缶だけ別袋にせよという通達が出た。

先週の水曜日の8時半(それまでは6時~7時に持っていったが、この日は寝坊したため)にプラスチック類の袋をゴミ収集場の持っていくと、アルミ缶類の袋しか残っていなかった。

水曜日は両方のゴミ袋収集の曜日なので、6時~7時のときは、プラスチック類の袋の方が多いのに、どうしたことかと、訝しく思いながらもゴミ袋をその場に置いて、家に戻った。

昼になり、外に出かけた途中にゴミ収集場を見ると、袋が2個残っていた。ドキンとして、おそるおそる袋を確かめてみると、その内の1袋が私が置いたゴミ袋だった。

持って行く時間が遅かったのか。

いや残っていたアルミ缶の袋はすべてないのはどういうことか。

もう1個の袋にはペットボトルが含まれていたから、分別ミスと判断されて残されるのは当然だなとは思った。

プラスチック類については、気をつけていたので、間違えるわけないと思いつつ、プロが一瞬で見分けたのだからと、しぶしぶながらも家に持ち帰ることにした。

改めて、妻と中味を調べてみたが、分別ミスはないと確信した。

すると、様々な妄想が沸き上がった。

これまでも、プラスチック類の袋だけが度々残されていたのを見かけたことを思い出した。

その時は、単に持っていく時間が遅かっただけだろうと思い込んでいたが、決してそれだけではなかったようだ。

神戸市ではみかけたことがないが、尼崎市では、アルミ缶を集めまくって、芸術的なバランスで自転車に積み込んでいる浮浪者風の人物をよく見かけた。

つまり、そのアルミ缶を買取業者に売り込んで生計をたてていたようです。

この事を思い出して、ゴミ収集場に残っていたアルミ缶と紐づけたのです。

ゴミ収集車は、プラスチック類の袋だけ回収して、アルミ缶の袋だけ残したのか! 何のためかといえば、アルミ缶を集めている業者のためかなのかと妄想が膨らんだ。

尼崎市では、ゴミ捨てに出たとき、アルミ缶を収集している人物が待っていたことがあった。彼らは、袋からペットボトルと鉄缶のみを残して、アルミ缶のみを取り出して持参の袋に詰め替えていた。

前述した、賃貸マンションでのアルミ缶だけ別袋にという通達は、こうした人たちがゴミ収集場に群がってくるのを防ぐためのようだと推測した。縄張り争いみたいな場面を見たこともあったからです。

また尼崎市では、集合住宅以外では、ゴミ収集場はなくて、各個人宅前にゴミ袋を置いているので、ゴミ収集車の助手の人は車を降りて、ゴミ袋を複数個を手にして走り回って車に放り込んでいた。結構な体力を要する仕事だなぁと、半ば呆れ気味ながらその様子を眺めていた。

これだけは、なんで収集場を設置しないのかと、いまだに不思議でならない。車も通れない路地でも、家の前に置いてあるので、さらに大変だ。これもアルミ缶に関係していたのかなと妄想した。

路地と書いて思い出しました。19年前に、尼崎市内に引越したとき(引越しを何度もしていたので)、自転車で知らない場所を走っていて、ある路地に入ると、行き止まりとなって、戻るということが何度もあった。さすがに、慣れてからは、迷うこともなかったが、それでも初めて走る地域では、引っ掛かっていた。中には、ぐるぐる回って、元に戻ったこともあって、思わず苦笑してしまった。オモロイ街でした。

こんな妄想しながら1週間を過ごしてから、先週と同じ袋をそのまま出してみた。今回も残っていたのなら、単にゴミ選別を間違えていたことが確定されるので、諦めがつく。ところが、間違えていなかったことが証明されたことになった。

先週の方が、何で、アルミ缶は回収しているのに、プラスチック袋を残すのかという不信感があり、市役所にクレームの電話を掛けようかと思っていたぐらいだが、そんな気分はかなり縮減した。

あえていえば、この投稿記事内容がクレームというレベルです。万が一関係者がこの記事を読むことがあれば、気を付けてくれればということです。アルミ缶については、単なる妄想であったということを望むだけです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?