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ひとことで嫌な癖をやめさせる方法【相手を傷つけない】

良い人だと思っていたのに、自分が好ましくない相手の癖を見てしまって「うわぁ・・・」って気分が落ち込んだことはありませんか?

ついつい気にしてしまう相手の癖。気になったらずっとそのことばかり考えてしまってストレスに感じますよね。


癖というのは自覚症状はあまりません。本人は無意識でやっているので言われるまで全く気が付きません。

すると、あなたはずっと嫌な気持ちになったまま。

・相手を傷つけず、怒らせないで癖はやめさせられないのものか??

今回は誰でもできる簡単な方法をお教えします。

癖をなおすには、ほめることが大切

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結論から言うと相手の癖をやめさせるには、ほめる事です。

意外に思われたかもしれません。

実は癖を否定すると、相手の機嫌を損なうことになって反発心を抱くようになります。
そうすると癖は出続け、止まらない方向へと行ってしまいます。

だから、相手の事を傷つけずに指摘するには、ほめることが大切になってきます。

実体験を元に紹介

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僕の体験談を紹介しましょう。

①【相手の声が小さい癖をなおす】
以前、友人と話す機会がありました。

友人は小さい声でボソボソと喋る癖があり、何を言っているのかわからず、こちらは数回聞き返す必要がありました。
当の本人は無意識で、普段通り喋っているつもりです。

普通の人であれば「全然聞こえない。ハッキリ喋ってほしい。」と言ってしまいそうですが、こういう言い方をしてしまうのは危険です。

相手は「(何だよ、これでも頑張ってるんだぞ。)」と反発してしまい、癖はなおらず、こちらとの関係も悪化してします。


そこで、僕はこう伝えたのです。
「優しい話しかたやね。良い声やから、もう少し大きな声でもいいじゃない?」

【ほめる】+【さりげなく改善を伝える】


結果、友人は声の音量を上げてくれて、会話がしやすいようになったのです。
これだと相手は反発心を抱くことはなく「(なるほど、そうなんだ!)」と意識するようになるのです。

【練習】相手の癖をなおす言い方を一緒に考える

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せっかくなので、一緒に考えてみましょう。

■練習問題■
あなたは相手の貧乏ゆすりが気になって不快です。
やめさせたい時に、どのように伝えますか?

さぁ、一緒に考えてみましょう。
貧乏ゆすりをどのようにほめますか?

この画面を下にスクロールするのを少しだけ止めて、考えてみましょう。










思いつきましたか?


例えばこんな言い方はどうでしょう?
・「痙攣(けいれん)してるんですか?」
・「リズムをとっているみたいですね!」

とでも言ってみますか?

答えはいいえ。この言い方では限定的で効果はあまりないでしょう。
ほめにくくて、ちょっと難しかったかもしれませんね。

では、ほめにくいときはどうすればいいか。

答えは、癖の部分に近い場所をほめることです。

例えば、貧乏ゆすりに対してはこのように伝えてみましょう。
・「カッコいいズボンですね!」
・「その靴はオシャレですね!」

これだと、癖の部分に近い場所ですよね。

言われた相手は「(見られている!?)」と感じて、ズボンや靴に意識が行くので自然と貧乏ゆすりは止まります。

決して怒らずに相手をほめよう

やはり癖と言うのは1回気になってしまったら、ずっと気になってしまいます。
相手の癖が自分にとって無害なものでしたらいいのですが、大半はそうもいきません。

いちど立ち止まって、感情的に言うのではなく「この癖をどうやってほめよう。」と考えてみてください。

お互い平和に解決する一歩です。

今回は以上です。
ありがとうございます。

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