見出し画像

『ザ・コーチ』(谷口貴彦)

目標設定でお悩みの方はいますか??
本書はそんなお悩みの方にうってつけの本です。

お悩みでない方もそうでない方にもここで一つ質問です。

Q:「目的」と「目標」の違いについて説明できますか?


なんか似てますよね? ええ一緒じゃないの??

いろいろご意見あると思いますが、この違いを理解してから目標設定を作ると見える景色が変わると私は思っています。

というのがこの本を読んで私が一番伝えたいことです。
目的と目標を出しましたが、加えてゴールも追加で説明していきます。

目的とは…

成し遂げようと目指す事柄

ゴールとは…

目的のための最終的な目印

目標とは…

目的を達成するために設けた目当て

どうでしょう。このように意味はそれぞれ異なります。
目的を達成するために設定するものが目標なのです。
そしてこの三つの言葉の位置関係はこうなります。

目的

ゴール

目標・目標・目標…


成し遂げたいこと(目的)があって、
それを達成したといえる目印(ゴール)があって、
それの途中の目安や通過点(目標)があるのです。

例えばですよ、大谷翔平を例に出します。
勝手に大谷翔平になりすまして、目的・ゴール・目標を列挙してみます。

A:毎日10キロ走る
B:投手で10勝、打者で30本HRを打つ
C:世界で二刀流が通用することを証明したい


さあ、このABCですがどれが目的でどれがゴールで目標でしょうか?

もう分かりますね。

Aが目標、Bがゴール、Cが目的です。

この3つがつながることで目標にやる気が出ないでしょうか。

目的がなくただ毎日10キロ走るなんて義務感しかなくて辛いですよね。。
でもこれが「世界で二刀流が通用することを証明したい」につながるのであればやる気が出ないでしょうか。


目標はイヤなイメージでも目的はどんなイメージですか?

単純なイメージとして、「目標」ってなんかイヤな感じがしませんか?

でも「目的」はそうじゃないですよね。難しそうというのはあったとしてもイヤなイメージは少ないのではないでしょうか。

なぜなら「目的」はやりたいことだからです。
それを達成するのに設定するのが「目標」なので、その関係を考えずに「目標」だけ考えると、義務感マシマシでイヤな感じしか残らないというロジックなのです。


ちなみに大谷翔平の例は簡潔に目標を1つにしましたが、本当はもっと目標がたくさんあります。体力、技術、知識、いろんな要素で目標を作っていきます。

目的がしっかりしてれば多種多様な目標が出てくる

しっかりと目的があるのであれば、多種多様な目標がたくさん出てくるはずです。

その中には「ダイエット」も出てくるかもしれません。
目標設定にダイエットだけ出てくると、えーって思うかもしれませんが、目的があってゴールがあってそれを達成するための一つの要素としてダイエットなのであれば、全然いいのではないかと思うにようになりました。

一部分だけを紹介しましたが、『ザ・コーチ』には他にも目からウロコなことがたくさん書いてあります。

薄いですし読みやすいですし、私はみんなに読んでもらいたいです。なので気になったら読んでみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?