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『ダ・ヴィンチ・コード』(2006/アメリカ)

期待して見たのですが、頭良さそうなインテリ風サスペンスという印象。
インテリ系かサスペンス系のどっちかに振り切った方が面白いと思いました。

ルーブル美術館で館長が殺害される事件が発生。主人公の大学教授ラングドンは、暗号解読官ソフィーとともに暗号解読していくわけですが、そこでキリスト教の隠蔽されていた大いなる謎に迫っていく、、、という話です。

キリスト教のことをそこまで知らないので、驚愕の新説をぶち上げられてもポカンです。ただキリスト文化圏で劇中の新説が大きな議論になったそうなので、観る人がみれば刺激的なんだろうなと。日本でいったら、天皇家の謎に迫りながら新説をぶち上げる感じでしょうか。

またキリスト教に疎い人を飽きさせないように(?)サスペンス要素も盛り込まれており、カーチェイスのシーン等もあるわけですが、別にそういうのなくてもいいかなあと。キリスト教うんちくを美しい街並みとともに魅せてくれるだけでもいいのに、という印象。

150分もある映画ですが、正直ちょっと退屈な映画でした。ただルーブル美術館とかパリの街並みを観れたので、そういうところに旅行してみたくなるような映像作品ではありますね。

(面白さ:★★★★☆☆☆☆☆☆)


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