Scrum Alliance認定スクラムマスター(CSM)資格試験を受験した話
さきほど(5/22(日))、「Scrum Alliance認定スクラムマスター(CSM)」試験を受験しました。こちらも感想などを綴ろうと思います。
受験したきっかけ
私が勤務しているゆめみという会社は「アジャイル組織」を標榜しています。ただ、アジャイルという言葉を聞いても「早い」「プロセスがない(誤解)」としか思い浮かばず、ちゃんと学び直そうと考えたのがきっかけです。
受講した研修
同資格についてググってみたところ、研修受講が義務付けられているような感じでした。その際に真っ先に出てきたのが以下のページ。いろいろと調べてみましたが、評判もよく研修期間が短くて価格も安いため、勢いで申し込みました。
研修について
講師のJoe Justiceさんは気さくで明るい方でした。残念ながらまだ日本語は学習中とのことでしたが、テスラやマイクロソフトにも招かれてスクラムを教えるほどの講師のようでした。
研修は二日間で、一日あたり6時間、ZOOMでのオンライン講義として実施されました。資料の配布などはなく、ホワイトボードツールであるmiroを利用して進められました。
講義はとにかく速度が早い、というのが第一印象でした。少しでも集中を解いていると置いていかれるような感じがしました。当初はメモをとっていましたが、それだけでも置いていかれそうになったため、途中でメモを取るのを諦め、画面のスクリーンショットを取ることに切り替えました。
グループワークの時間もしっかり取られていましたが、こちらも早いという印象でした。内容はとても興味深いものですが、あっという間に終わってしまった感が残りました。
ただ、短くて早い講義ですが、重要な部分がしっかりと凝縮されていていました。講師の人柄とサポートするメンバーの方の尽力もあり、終始楽しく学ぶことができました。
試験について
受講後にメールで受験案内が届きました。90日以内に試験を受験すればよいとのことでしたが、あまり間を開けると忘れてしまうので早々に受験することにしました。
ちなみに自宅で受験が可能で、二回目までは受験料は無料、三回目からは一回あたり$25掛かるとのことでした。形式は四択で50問中37問の正解で合格となります。
どの資料から出題されるかも講義中に連絡があり、それを参照しても構わない、一回は落ちても二回目がある、簡単です、とのことで特に準備せずに受験をしてみました。
一問目で後悔しました。
半数以上はよくわからない細かい内容を問われた、どう調べていいかもわからない問題でした。めちゃくちゃ焦りました。スクラムの知識もですが、検索能力も問われた気がしました。少なくともスクラムガイドは読み込んでから受験したほうがいいと思います……
結果は50問中47問正解で合格となりました。長い回答の選択肢から選択する問題が多く、自信を持って正解だと思える問題が少なかったのですが、思っていたよりもスクラムの考え方が身についていたようです。
感想とか
今回の学習を通じて、スクラムのみならずアジャイルの考え方も理解ができました。開発者側からすると好きな仕事を自由に行える反面、管理側からするとスケジュールの把握が難しく、現状の受注形態とは合わせにくいなど、デメリットも散見されました。
全員が責任を持ち、機能横断的(クロスファンクショナル)に自律して動く、という部分はゆめみの組織にも共通する部分で、アジャイル組織についても理解が深まった気がします。
研修自体は非常に楽しく、内容も充実していましたが、よくも悪くも短かった印象です。もっと受講したかったですね。あと楽しかったです(大事なことなので二回言いました、かつ小並感)。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、みなさまの一助になれば幸いです。
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