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Scrum Alliance認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)研修を受講した話

はじめに

株式会社ゆめみでプロジェクトマネージャーとして勤務しているけいです。先日、表題の研修を受けてきましたので、感想などを細々と綴っていければと思います。

ScrumAlliance認定スクラムプロダクトオーナーとは

米Scrum Alliance社が、スクラムの製品開発における方向性を決める責任者であるプロダクトオーナーに必要なスキルを保持していることを証明する認定資格です。
以下に本家の説明ページ貼っときますね。ちなみに英語なので私は読んでません。

参加したきっかけ

私の勤務する株式会社ゆめみは、アジャイル・ティール組織で構成されている変なユニークな会社です。現在、スクラムの拡大版であるScrum@Scaleに基づいた組織の再編がにわかに議題となっており、その中でプロダクトオーナーの役割をもう一度きっちりと学び直してみたいと感じたことがきっかけです。

受験した研修について

私が去年受講した、Scrum Alliance認定スクラムマスター(CSM)の研修と同じ、Agile Business Institute社主催の研修を選びました。CSM研修と同じく、Joeさんが講師だというのが選んだ理由となります。純粋にCSM研修が楽しかったんですよね。

研修内容について

講師や進め方などはCSM受講時とほぼ同じですので、前回の記事をとりあえず貼っときます。

上記のCSM研修との違いとして、CSPO研修ではスクラムのことを既に学んでいることを前提としたカリキュラムになっていることが挙げられます。これはSCM研修の次の段階としてCSPO研修が位置づけられているためです。スクラムイベント、ストーリーなどの用語、バーンダウンチャートなどのツールについての説明は割愛されている感じでした。

本研修ですが、SCM研修と同様に参加者を少人数のチーム(うちは5人でした)に分け、出された課題に従ってスクラムを回し、それらのスクラムイベントの合間に講師が詳細な説明を加えていく形式で行われました。

説明や作業の内容ですが、当然プロダクトオーナーのことが中心となり、テスラやトヨタの事例などの紹介も含めながら、その役割、振る舞い、留意すべき点などをしっかり扱うものでした。これだけの物量を二日間でこなすのがこのJoeさんの研修の特徴ですね。

なお、CSPOはCSMと異なり、研修を受けるだけで認定されるようです。研修後にアンケートに答えることで、無事CSPOの認定を受けることができました。

感想について

今回の研修では、今までふんわりとしか理解できていなかったスプリント外のイベントや、プロダクトオーナーの存在意義について深く学ぶことができました。従来型のプロジェクトが中心の人間からすると、いろんなことに気付かされる研修でした。

また、CSM研修のものと同様ですが、とにかく濃密で速いことも感想として挙げられます。寝てる暇がないどころか、気を抜く暇もないくらいの情報量が襲いかかってきます。ただ、講師の気さくな人となりもあって、それを補って余りあるほどに楽しい研修です。この速度感に合うかどうかは個人差がありそうですが、個人的には超おすすめの研修です。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、みなさまの一助になれば幸いです。

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