かん

私事と為事と隠し事

かん

私事と為事と隠し事

最近の記事

音と人を繋ぐ世界を作るということ。

あー死ぬほど辛かった、けどその分達成感とやりがいと、素敵な光景を作ることができるんだよ!と胸を張って言える。そんな仕事に就けた気がする。 一週間前に着いたのは海沿いの開けた場所。 何も無い。あるのは海と木と燦燦と照る太陽だけ。 そんなゼロを見て今から自分たちが作るのは1なんだよなと。 過去に散々通ったイベントもきっとゼロから作り上げる人がいて、来てくれる人がいて、音を作る人がいて成り立つものだったんだろうね。 ある先輩は、自分たちが作るのはあくまでも場所だと言っていたの

    • 併せまして

      変わらずに変わりたいなぁと2019 変わらずに変わらなかった2019 景色に併せた音を知って、思い返すことも増えた 知りたいこと知りたくないこと知らなかったこと 出会った人去った人 そんな渦の中に居ました 揺れる心情が取り巻く環境の変化についていけずふさぐこと、その都度誰かに蹴飛ばされて 立ち直ってまた凹んで上に上がることはなくそれでものろのろ進んで ぬるくなった缶コーヒー、暖房付け始めの鼻をつく匂い、気の利かないコンビニ店員、丸めた背中 言えなかったありがとう、言わ

      • あの夏はもうない

        流れる季節に揺れてたらいつの間にか夏は終わる きっと気づけば冬が来てまた夏が 来るって分かってるのに終わるのは淋しい どこかしらに書かれてた言葉って案外覚えてるもんね。 春は来て秋は深く冬は立つ。 残すは暑さで夏は終わる。 終わるのは夏だけらしい。そんな淋しいこと言うなよ。 人の往来もそうか 色んなものを運んできて、分け与えてくれて もらった記憶と感情とを毎年夏に残して去っていく また会うかもわからない人なのに、その人が残したかたちだけは確実に匂いと景色が覚えてて

        • 遊んで1年、置いてきたもの拾ってきたもの

          クラブを知って遊ぶようになってからそろそろ3年経つんだけど、その3年の中でも去年はすごく密度の濃い一年間だった。 去年出会った人達は初めて会った日から数えて半年と少し。体感は4年5年くらい。 誰とどこへ行ったのか数えればキリがないくらい遊んだし、思い出も友達も知識もたくさん増えた。 ドキドキして、ワクワクもして、この年だからこそ出会えるものに出会ったと思う。 知らない人しかいない場所に飛び込むのは勇気が必要だったし、特別音楽に詳しい訳でもない自分は何を話せばいいのかも何

        音と人を繋ぐ世界を作るということ。

          いかなくても見れる今だからこそ、足を運んで見にいきたい。

          もうこの一文で終えてもいいくらい。(終わりません) スマホかパソコンか。何か一台でもあれば大抵のものがすぐに見れるこのご時世で、物やら出来事への頓着も愛着も薄くなってる気がする。 サブスク型のコンテンツが増えてわざわざCDを見にいく手間も必要も無くなって。場所に関わらず見たいものが見れる。すごい便利だよね、今。 でもこの便利さに喰われてるものって確実にあると思うのです。 携帯なんて持ってない頃の、CDを買って直帰するワクワクとか。今感じないよね????ね???? 性

          いかなくても見れる今だからこそ、足を運んで見にいきたい。