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[Monthly HLAB] July 2021

こんにちは、HLABです。
台風が上陸したり、暑い日が続いたりと、天気に振り回される日々が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。HLABではそんな天気に負けじと7月もオンラインを中心にたくさんのイベントを実施し、学びにあふれる一ヶ月となりました。

今回の「Monthly HLAB」では、HLABの7月のニュースや出来事をまとめて紹介します。コンテンツ盛りだくさんですが、最後まで読んでいただけると幸いです!

"Monthly HLAB" とは

この取り組みでは、HLABに関わっていただいている方や、興味を持っていただいている方に、ゆるっと活動報告をさせていただきます。1か月以内に起きた社内外のイベントや、ちょっとした日常的な出来事のご報告をさせていただきます。

Topic 1. Liberal Arts HUT 2021 (夏)を開催しました

7月10日(土)から7月18日(日)にわたって、Liberal Arts HUTを開催しました。本プログラムの開催は、2020年1月、2021年1月に続いて、3回目となりました。2021年版「Liberal Arts HUT」は、オンライン開催(一部対面とのハイブリッド実施)となり、合計200名の中高校生にご参加いただきました。今回も米国の名門大学に通う6名の海外大学生にメンターとして参加いただき、中学生・高校生が普段触れることのない幅広い学問分野に触れることができました。

Info Sessionでは、EducationUSAの市川敦子さんのほか、アメリカの名門大学に通う日本人大学生にご登壇いただき、アメリカ留学にまつわる情報やリアルなカレッジ生活についてのお話を伺いました。また、海外大学への学部進学を無償でサポートをしているAtelier Basiさんご協力のもと、実際に地方からアメリカの大学に進学した経験を伺うなど、充実したセッションとなりました。

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Topic 2. サマースクール前最後のLeadership Program研修を実施しました

7月17日と18日の2日間にわたって、サマースクール開催前としては最後となる第4回Leadership Program研修を実施しました。一ヶ月後に控えるサマースクールに向けて、運営委員一人一人の想いを改めて共有したり、過去のサマースクール事例を参考にケーススタディなどを行いました。以下のnoteより、詳細のレポートをお読みいただけます。

Topic 3. 梼原 Summer School by HLABを開催しました

7月28日(水)から30日(金)に渡って、高知県梼原町にて2泊3日のサマースクールを開催しました。参加したのは、梼原町の学校に在籍する中学生と高校生合計30人です。国内や海外の大学に在籍するHLABの大学生がメンターを務めました。

プログラムは、英語を使う機会を混じえながら、アイデンティティや将来について考えることを重要視して構成されました。自分の大事にしている価値観について考える自己分析ワークショップのほか、2日目の夜はキャンプファイアを囲んでサマースクールの経験やこれまでのことを振り返るリフレクションを実施しました。

2泊3日という限られた時間ではありましたが、参加した中学生・高校生は、自分のことや未来のことについてじっくり向き合っていました。とある参加者からは「正直、生き詰まっていた『力を求めた先、夢につき進んだ先の自分の将来像』、『俺ってもう勝てないんじゃ』っていうどうしようもない疑惑にメンターのみんなが答えをくれた、分かりそうな感じにしてくれた」という声も聞かれました。

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Topic 4. 「HLAB × NIKKEI キャリア・ワークショップ」を実施しました

7月13日(火)に日本経済新聞社とのコラボイベント「HLAB × NIKKEI キャリア・ワークショップ」を実施しました。HLABサマースクールの大学生メンター8人、SHIMOKITA COLLEGEのカレッジ生4人、日本経済新聞社の社員の方8人が参加し、ワークショップを通じて「メディア」や「キャリア」について考えました。

ワークショップでは以下のような問いについてグループでディスカッションを行い、最後に全体でそれぞれのグループでの意見を紹介し合いました。

・これからの学生たちが「働きたい会社」を選ぶ理由は?
・今の時代の広告の役割とは?
・自分の興味のあることを、どうやって他の人にも共感してもらえるか。
・メディアは、情報格差にどのように立ち向かっていけばよいか。

参加した学生からは「普段の生活の中で中々対等な立場で対話が行える世代の方々ではないため、このようにフラットに意見交換が出来たことはとても新鮮な体験でした。また、多様な情報と長年向き合ってきた社員の方々のプロフェッショナリズムを改めて実感しました!」などの声が上がりました。

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Topic 5. トークイベント「辻仁成さんと考える、下北沢のアート×まちづくり」をSHIMOKITA COLLEGEで開催

7月14日(水)に「辻仁成さんと考える、下北沢のアート×まちづくり」と題したトークイベントを、SHIMOKITA COLLEGEでカレッジ生を対象に開催しました。

ゲストは作家の辻仁成さんと、建築・まちづくりプロデューサーの甲斐徹郎さんのお二人。オンラインでお二人とつなぎ、まちづくりとアートについてトークセッションをしていただきました。セッション前半は、甲斐さんから直接まちづくりに関するレクチャーを頂きました。後半は甲斐さんをモデレーターに、辻さんに下北沢の思い出や、これから下北沢で始めようとしている「アート&デザイン新世代賞」への思いを熱く語っていただきました。

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※「アート&デザイン新世代賞」は辻仁成さんが主宰するwebマガジン「Design Stories」が開催する、25歳以下のアーティストを対象としたアートコンペティションです。
2020年の情報:https://www.designstoriesinc.com/worldfood/art_and_design10/

Topic 6. カレッジ生が下北線路街空き地で「NEO縁日」を開催しました

SHIMOKITA COLLEGEのカレッジ生有志が中心となり、7月30日(金)に下北線路街空き地にて「NEO縁日」を開催しました。このイベントは、カレッジ生たちの「もっと街の人と繋がりたい!もっと私たちのことを知ってほしい!」という思いから企画されたものです。

ステージではカレッジ生がヴァイオリン演奏や歌の披露のほか、浴衣姿で手持ち花火を楽しめる企画や、工作ワークショップなども開催しました。浴衣・甚平姿の小さいお子様から大人まで、たくさんの地域の方々に訪れていただきました。

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こうしたイベントのほか、SHIMOKITA COLLEGEでは下北沢のまち全体をキャンパスとして見立てて学ぶ「イマーシブ・プログラム」にも取り組んでいます。イマーシブ・プログラムは、カレッジ生が自身の興味に基づいて地元に密着した活動を行うことで「シモキタ」を知り、親しむことを目的としています。プログラムの詳細はこちら。

これからも、下北沢の街の一員としてSHIMOKITA COLLEGEをどうぞよろしくお願いいたします!

Editor's comment

今月のMonthly HLABもお楽しみいただけたでしょうか?8月には5地域でのサマースクールを控えていますが、7月も中学生から社会人まで幅広い世代の"ピア"からの学びにあふれる一ヶ月となりました。

Monthly HLABでは、今後もサマースクールやSHIMOKITA COLLEGEの現場の様子をお伝えして参ります。引き続き応援をどうぞよろしくお願いいたします!

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以上、HLABの7月の出来事まとめでした。最新情報はFacebookやInstagramにて公開しておりますので、ぜひご覧ください!

【柳井正財団海外奨学金プログラム...

Posted by HLAB on Friday, July 16, 2021


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